環境先進国、ドイツに学ぶ、高性能な「窓」のこと

 

中川忠工務店では、住宅の高気密化・高断熱化にいち早く取り組んでいます。
高気密・高断熱な住宅にかかせないこと、それは窓の性能を上げること。

日本国内の性能の良い窓はもちろん、窓の性能の良さではぐんを抜いて素晴らしいものを作っているドイツの窓も積極的に採用しています。

下の写真がドイツの高性能な樹脂窓、UNILUXのカットサンプルです。

ドイツの高性能窓

日本は世界的に見ても、住宅の性能が低いです。
その一つの原因が「窓」
今まで日本では、アルミサッシに単体窓、という無断熱の窓を取り付けることが主流でした。

家を健康に過ごせる快適な空間にするには「窓」を変えること

家を高気密・高断熱化(夏は涼しく、冬はあたたかい、一年中快適な室温で暮らせる家)するには、窓の断熱性を上げることは必須条件。
なぜなら、窓は家の中で最も熱損失が高い場所だからです。

つまり、窓が無断熱、ということは、
・夏、いくら冷房で部屋を涼しくしても冷たい空気が外に逃げ、暑い外気が部屋の中へ入ってくる。
・冬、いくら暖房で部屋をあたためても温かい空気が外へ逃げ、寒い外気が部屋の中へ入ってくる。

これでは、冷暖房をがんがんかけても、ちっとも部屋は快適な室温になりません。
かえって、冷暖房費がかさむばかりです。

私は、長年家作りをしていく中で、もっと家を住み心地に良いものにしたい、という気持ちが高まりました。
そして、「窓」の重要性に気付き、今は窓の先進国と言われているヨーロッパ、特にドイツの建築を学んでいます。

ドイツが世界最先端の環境先進国となった理由

ドイツがこんなにもいち早く環境政策を進めてきた、大きな原因の一つとして、1986年のチェルノブイリ原子力発電所の事故の影響が大きいようです。

この原発事故はドイツ国内に大きなインパクトを与え、環境問題を最重要課題とする「緑の党」が、ドイツの重要な政党として、環境政策に大きな影響を与え続けています。

それによって、ドイツの住環境も大きな進化を遂げてきました。
その一つが、先に述べました「窓」の進化。
熱損失の少ない、高気密・高断熱な窓を採り入れることにより、ドイツでは、いち早く住宅の高気密化・高断熱化が実現。

少ないエネルギーで効率良く家全体を、あたため、または冷やすことができることにより、家での冷暖房の使用の削減に成功。
家の燃費を良くすることで、住宅業界もドイツの環境問題改善に大きな貢献を果たしています。

日本における、住宅業界の環境問題

現在の日本は、エネルギーや環境問題が大きな問題になっているのは周知の通りです。
住宅業界のエネルギー事情も大きな問題となっており、もっと少ないエネルギー消費で、快適に暮らせる家作り、つまりエコハウス作りが必要となっています。

政府もこの住宅業界のエネルギー問題を解決すべく、2020年には、すべての新築住宅の省エネ義務化が決まっています。

ですが、私はこの基準は、それでも守るべき最低基準と考えます。

省エネ住宅は、単にエネルギー効率の良い、月々の光熱費の負担が少ない家、というものではありません。

寒い冬に、朝起きた時、お風呂に入るとき、夜中のトイレに起きた時、ひやっと感じるツライ寒さから解放される、
暑い夏に、外出先から帰った時の家の中のもあっとした暑さ、眠れない程のうだるような暑さから解放される。
そして、急激な温度変化で身体に負担をかけることなく、24時間快適に動き回れる、いわば健康住宅とも言えます。

もっと、その事実をみなさんに知っていただき、エコハウスの良さ・必要性を知っていただきたいと思います。

日本の高性能な樹脂窓も、ドイツの樹脂窓には性能が劣る事実

そして、今回取り寄せたドイツの樹脂窓です。
性能は、残念ながら日本の窓は、ドイツの窓にはかないません。

左がドイツの窓。右が日本の窓。作りが違いますね。

左がドイツの窓。右が日本の窓。上から見ると、厚みもこんなに違います。

左がドイツの窓。右が日本の窓。

左がドイツの窓。右が日本の窓。

ドイツのUNILUXの窓

1)耐久性

細部に至るまで最高品質の部材仕様にこだわった造り。
長期間の品質を維持するために、精度の高い組立て工程と徹底した品質管理により実現。

2)エネルギー効率

省エネルギーに優れたUNILUXの窓。すべての製品に、2重断熱ガラスを標準採用。
更なるエネルギー効率の高さのご要望にもお応えできるよう、3重断熱ガラスもご用意。
窓周辺の快適性に加え、冬場の結露の発生についても大幅に抑えることができます。

3)安全性

窓は、風や雨をしのぐだけでなく、「防犯性」も重要。
高品質素材のロック部品のみを採用。また、制御機能を最大限に高めるために、安全ガラスをオプションとして採用するシリーズもあり。

また、選べる豊富なデザインもあり、1955年以来、UNILUXは「妥協のない品質の製品だけを工場から出荷する」という哲学をかかげており、数十年の間に会社を品質で高い評価を誇るリーダーへと成長させました。

まとめ

環境の先進国として、住宅の省エネルギー化にいち早く成功しているドイツ。
そのドイツの建築の良さをとりいれ、日本でも
もっと住みやすく、もっと環境にやさしく、もっとエネルギー効率の良い、もっと私たちの身体にやさしい家作りに取り組んでいきたいと思います!

もっと家は住み心地の良いものになります。
そのことを一人でも多くの方に知っていただけるよう、家の「窓」の重要性をこれからも窓の伝道師として伝えていきたいです!

(wrriten by 中川義仁)

 

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