伝統的な日本古来の和風建築のリフォーム。昔ながらの建築工法にも対応しています。

築60年以上の伝統的な日本家屋の大規模リフォーム

こんにちは!冬でもあたたかく過ごせる家作り、枚方市にある中川忠工務店の伝道師、中川義仁です。

先日から、新しい現場がスタートしています。
築60年以上経過している、伝統的な和風建築の大規模リフォームです。

まずは、解体。
慎重に図面をチェックして、解体すべきところを取り壊していきます。

細かくチェックしていきます

私は、このような日本古来の伝統的な日本家屋のリフォームも得意です。
なぜなら、私が大工を始めたころは、このような昔ながらの家の工事をすることが多かったからです。

 

プレカットが無くでも、家作りができる経験と知識がある強み

私が大工として入社した頃は、家作りにプレカットが導入され始めたころでした。

プレカットとは、「何かの生産工程において、“あらかじめ切断しておく”を意味する動詞」
住宅建築でプレカットとは、木工事部分において、現場施工前に工場などで原材料を切断したり加工を施しておくこと。

つまり、プレカット工場で木材が図面通りに必要な長さに切断済みであるだけでなく、継ぎ手や仕口の加工まで施されます。
その材料が配送され直接建築現場に届き、大工はそれを組み立てるだけ。

プレカットの最大の魅力は、大工の手間が減ったことによる工期の短縮と、機械が切断してくれることによる均質な加工が施されること。

これは、昔ながらの建築工法から考えるととても画期的なことです。

 

しかしながら、このプレカットに頼りすぎることによる弊害もあります。

例えば、プレカットに慣れ過ぎた大工は、
「自分の頭で考えながら家を組み立てていく」ということが、あまり必要ではなくなります。
例えていうならば、作り方の書いたものを見ながらパズルを組み立てていくようなもの。

プレカットの無い時代は、家の骨組みや形を頭に思い浮かべながら、木材を合うように自ら加工し、組立て、現場で随時調整しながら家を建てていました。

つまり、作り方も何もわからないパズルを完成形を頭に描きながら解いていくようなもの。

従って大工としての技術力がついていくことはもちろん、家の造りから何から何まで頭にそして身体にとことん叩き込まれます。

プレカットが無くても家が建てられる大工は、万が一現場で加工の不具合が生じた場合でも、すぐさま対処することができます。
また、プレカットに向かない特別な材や国産材なども対応できるのが、大きな特長です。

 

かくいう私も、プレカット無しで今でも家を一軒木材から加工して建てることができます。
今は現場で大工仕事をする機会はめっきり減ってきましたが、それでも今建てようと思えば建てる自信があります。

自分で加工しながら家を組み立てていく作業は、かなり大変なものです。
家の作り、仕組みを頭にしっかりと叩き込み、かつ、仕入れた木材の状態を見ながら、木をその家に合うように加工していくのです。
木は、自然に生えてくるものですから、一本として同じものはありません。
日の当り方、生えている山の斜面、自然の環境に影響され、太さも長さも反りも違います。
それらをすべて考慮し、どの向きでどのように使うのか。非常に頭を使う作業です。

昔は一続きの部屋の作りが多かったです。

とにかく継続して、コツコツやり続けること

ここで、一つ声を大にしていいたいのは・・・。
私は学生時代、決して勉強が出来たほうではありません(笑)
まったく自慢にならない話ですが、隠しようのない事実です。

しかし。
家作りという頭を使う作業を、今では難なくこなすことができます。

 

それはなぜか。

 

それは、ひとえに、コツコツととにかくやり続けたからです。

 

先輩大工の厳しい指導を受けながら、とにかくやり続けました。
もちろん、失敗して怒られたことも何度もあります。

昔は、大きな丸太の木を加工して、家の梁に使っていました。

この一番太くて立派なものが、丸太の梁です

その丸太を使うに当って、まずは中心線を見つけないといけません。これを「芯出し」と言います。
自然の木である丸太は、綺麗な丸の形ではありません。
差し金を使ってこの芯出しを行うのですが、中心線を決めたあとは、そこから何寸上がりで束を付けていくかが決まってきます。
これを間違えると、父(現会長)によく叩かれてました(笑)

 

こうやって、怒られながらも継続すること。
コツコツ、コツコツ。
私のように賢くなくても(笑)、人よりたとえ歩みが遅くても、やり続ければ身につきます。

何も考えなくても自然と行っている呼吸のように、頭で考えなくても体が反応するまで続けます。
そのたゆまない努力が、大工の技術力の向上へとつながっていきます。

 

 

昔ながらの日本家屋を眺めていると、ふとそんなことが頭をよぎりました。

大工暦32年の知識と経験で、今回のお客様宅もより住みやすく、お客様に喜んでいただけるように頑張ります!!

 

このおうちがどのように変わるか、乞うご期待です!

本日は以上です!

 

◎冬でもあたたかく過ごせるあたたかな家作り。
自然素材をふんだんに利用に、安心・安全な健康住宅作りが得意。
今寒い家をあたたかくする断熱リフォームも得意。

株式会社中川忠工務店
大阪府枚方市長尾元町6丁目52-7
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TEL072-857-6138

 

 

プロフィール

棟梁中川
棟梁中川
中川忠工務店の代表取締役社長。2級建築士。祖父が中川忠工務店の前身となる中川工務店を創業。父である現会長が昭和51年に株式会社中川忠工務店を創立。幼い頃から父の仕事をする姿を見て育ち、自身も20歳のときに中川忠工務店へ入社。厳しい下積み時代を経験。現場で大工の腕を磨き、平成15年、代表取締役社長へ就任。現場で培った技術と知識を武器に、みなさまのよりよいお住まい作りをサポートします。好きな建築は“和風建築”。近年は、いつまでも健康に過ごせるエコハウス作り、そして、資産価値の下がらない住宅作りに注力しています。木へのこだわりは人一倍強いです。ぬくもりあるお住まい作り目指し、今日も長尾を自転車で回っています(笑)