次世代に住み継ぐ長持ちする住まい

メンテナンスの負担を減らしながらも耐久性の高い住まいをつくる

非常に残念なことですが、日本の住宅寿命は短いと言われています。

今の日本において、住宅を建ててから取り壊すまでの平均築年数は何年かご存じですか?
なんと、約30年と言われています。

ちなみに、アメリカは約55年。イギリスでは約77年です。

欧米では、「家を手入れして長く住む」という文化が根付いています。
良い家を建てて、手入れをしっかりと行って長く住み継いでいく。
中古住宅の流通量も7割を超えています。

一方日本においては、中古住宅の流通量は約13%。
「家は建て壊す」まさにスクラップ&ビルドで、消費型の住宅と言われています。

それを反映するかの如く、日本の家の資産価値は入居と共に下がり続け、築年数が20年を超えるあたりから、資産価値がほとんどなくなっておく家が多いです。

せっかく住宅ローンを組んで支払った家の価値が、数十年後にはゼロになる。

これは非常にもったいないですよね。

【次世代に住み継ぐ家づくり ・長尾の家・】

01 良い家を建てて、長く住み継いでいく

 この日本の住宅のスクラップ&ビルドの考え方は、近年見直されてきています。

性能のしっかりとした家づくりで長持ちする家を建て、長く住み継いでいく。
ストック&ビルドの考え方で、高耐久な家を、定期的に適切な手入れをして家を良い状態にキープしていく。

家は、しっかりと建てると長持ちする
古くなった家は建て替えるという流れが、変わりつつあります。

長持ちする家は、家を良い状態で次世代に住み継げます。
家族で過ごした思い出が詰まったおうちを、そのままに引き継いでいけます。

また、家を取り壊すサイクルが延びることで、家の解体時に出る産業廃棄物の量を減らすことにもつながります。
環境問題が叫ばれる今、高耐久な家づくりは、地球環境を守ることにも結び付きます。


 


03 長持ちする家とは

耐久性の高い家とは、どんな家でしょうか。

 家を長く良い状態でキープするためには、
・家の性能
・家の耐震性と地盤の安全
・適切な家の手入れ
この3つの柱が重要であると考えています。

【1】家の性能

 長持ちする家は、しっかりとした性能を維持して建てている家です。
・家を外の熱から守る、断熱性
・無駄なスキマを少なくする、気密性
・余分な湿気を防ぎ空気の巡りの良い家にする、計画換気
・害虫から家を守る、シロアリ対策

上記が高耐久な家づくりに説いて、非常に大きな4つのポイントです。

一年を通じて、気温や湿度が高い時季と気温や湿度が低い時季がある日本では、そのどちらにも対応できる家づくりが求められます。
特に、家の大敵となるシロアリやカビなどを発生させないように。
家を湿気から守る対策は重要です。

家を解体する際、シロアリの被害に遭っている家を何軒も見てきています。
家を長く良い状態を保つためには、この4つのポイントを抑えた高性能な家づくりを行うことがおススメです。

【2】家の耐震性と地盤の安全性

家が建つ地盤は、まさに家の要です。
家をいくら強固に安全に建てたとしても、地盤に不安があると家の耐久性も保たれません。

耐震性も同じです。
地震大国の日本は、いつ、どこで、どんな規模の地震が起きるかわかりません。

地盤の安全性と耐震性、これは家を建てるうえで、確保しておくべき重要なポイントです。

 【3】適切なおうちの手入れ

どんなものでも経年劣化していくように、おうちの経年劣化も防げません。
ただし、定期的に適切なメンテナンスを行うことで、劣化を遅くすることはできます。

どんなものでも、こまめにお掃除したり手入れをマメにすると、良い状態を長くキープできたりしますよね。
家も同じです。

将来のメンテナンスコストを抑えるためにも、
できるかぎりメンテナンスに手間がかからない、長持ちしやすい材を選ぶもの、高耐久な家づくりにおススメなポイントです。

 

04 長持ちするおうちは、家族の健康寿命を延ばす

高耐久な家は、高断熱・高気密住宅。
出来る限り家の中に室温のムラができないようにすることで、冬はあたたかく夏は涼しく過ごせる快適な住空間となります。

そして。

室温が快適に保てる家は、私たちの体に良い影響を与えます。

・寒い冬でも体が低温にさらされることなく、常にあたたかい室内で過ごすことができる。
・温度差も起きにくく、ヒートショックの発生を抑制。
・湿度のコントロールもしやすく、風邪を引きにくく、活動的に過ごせる住空間に。
・暑い夏にも熱中症を予防し、涼しい室内で快適に眠れる。
・外気清浄機の設置で、室内の空気をクリーンに保つお手伝い。

あたたかいおうちは、そこに住む人の活動量が増えるという研究結果があります。
なにより、寒さや暑さによる不快なストレスを感じにくく、免疫力向上にも良い効果をもたらします。

まさに、家族の元気を支えるおうちとなり、健康寿命を延ばす効果も期待できます。

05 まとめ

・消費する家ではなく、長く住み継いでいける家づくり。
・高性能で高耐久な家づくりで、長く良い状態をキープする
・長持ちする家は、住み心地の良い家。暮らしやすい住空間で家族の元気を支える

長持ちする家づくりで、次世代に住み継いでいける住まいを建てます。

 

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