家づくりの流れ

【1】家づくりのスケジュール

 NAKACHUが推奨する、冬でもあたたかく夏も涼しくすごせる健康住宅(高性能な高断熱・高気密住宅)は、自然の恵みを利用した地球環境にやさしい家。

お施主様の家の対する想いやご希望を丁寧にお伺いし、出来る限り住みやすい住宅になるように綿密な設計が必要になります。

また住宅の性能を良くするためには、高性能な断熱材を適所に入れ、かつ、出来る限りスキマをなくして気密性を上げ、日本の家づくりには欠かせない防蟻防湿施工も必要になります。

これらはすべて施工する大工の腕にかかっており、NAKACHUでは、断熱気密施工に優れた大工が真心込めて施工をしております。

そのため、通常よりも長めに工期をいただいております。

また施工は天候にも大きく左右されるため、余裕をもった家づくりをオススメしております。

一生に一度と言われる家づくり。

ゆくっりと家がカタチになっていく過程を、一緒に楽しんでいただけたらと思っています。



【2】新築時にかかる諸費用について

 

家を新築するに当たり、まずかかるのが建物本体の費用。

それに加え、

  • 付帯工事費(建物以外の工事費)
  • 設計費用
  • 諸費用
  • その他の費用

などがかかります。

これから家を建てることをご検討中の方は、ぜひこれらをご参考にご予算をたててみてくださいね。

※あくまでもおおまかな概算であり、その他費用がかかることもございます

1、付帯工事費用(建物以外の工事費)

(1)設計費用及び確認申請諸費用等

注文住宅の場合、お客様のご希望をお伺いしながら図面やプラン図を作成してまいりますので、設計費用がかかります。

設計費用は大体建築費用の約2~5%です。

内容、プラン等により大きく変わります。

また家を建てる場合は建築確認申請を行わなければならず、その費用がかかります。

(2)解体工事費用

建て替えの場合は、建物の解体費用が必要になります。

また家以外にも、庭の樹木・塀・カーポート、物置等、移設又は処分される場合はそれらも費用が発生します。

井戸浄化槽がある場合も、処分費用がかかりますのでご注意下さい。

(3)造成工事費用

敷地に高低差がある場合、擁壁をつくるための費用や、整地を行う費用がかかります。

(4)地盤改良工事等費用

地盤調査を行う地盤調査費用。
地盤が軟弱であったり何らかの問題がある場合は、地盤改良工事や杭工事を行わなければならずその費用がかかります。

(5)インテリア・家具や家電製品等の費用

建物が完成した後、生活に必要な家具やカーテン、カーテンレール、電化製品等の費用が必要になります。

なお、インテリア、家具、家電製品等の費用は、住宅ローンではまかなえませんので、現金で用意するようにしておきましょう。

(6)空調設備工事

空調設備工事(エアコン等)、照明器具も、通常建物の本体工事には含まれません。

付帯工事費用に含まれますのでご注意下さい。

(7)エクステリア(外構)工事費用

外構(門柱・門扉・フェンス・ガレージ等)の費用、及び、造園工事費用は付帯工事費用となります。



2、諸費用

(1)登録免許税

家を新築すると、法務局に対して登記の申請を行うことになります。

○家を建替える場合

・取り壊す家の滅失登記を行います(解体後1ヶ月以内)

・新しい建物が完成したら、どのような建物であるかを示す、表示登記を行います(新築後1ヶ月以内)

・誰が所有者かを示す、所有権保存登記を行います

・住宅ローンを借りた場合は、抵当権設定登記を行います

・住宅ローン返済後は、抹消登記を行います。

これら一連の登記をする際にかかる税金が、登録免許税です。

(2)印紙税

家を新築するに当たり、建築を依頼した会社と「建築工事請負契約書」を。

住宅ローンを借りる場合は、銀行などと「金銭消費貸借契約書」を結びます。

その際、契約書を作成するに当たり印紙税がかかります。

(3)不動産取得税

家を新築すると、不動産取得税がかかります。
家を新築するにあたり、土地を新たに取得した場合も同様です。

(4)住宅ローン手続き費用

家を新築するにあたり、住宅ローンを利用する場合は、手続き費用がかかります。

・事務取扱手数料

・保証料・保証事務取扱手数料・

・団体信用生命保険料

・抵当権設定登録免許税(上記登録免許税の欄参照)

・印紙税(上記印紙税の欄参照)

・司法書士報酬

などがあります。

各金融機関で、費用が必要なものとそうでないものもあります。
詳しくは、金融機関に確認しましょう。

(5)つなぎ融資費用

住宅ローンが実行されるまでの間、一時的に借り入れる融資のことです。

家を新築する場合、住宅が完成するまで住宅ローンは実行されません。
しかし、建築会社に対して着工金や中間金等の支払いが発生するため、一時的に別のローンを組み支払いに充てます。

つなぎ融資にかかわる費用は、契約時の印紙代・手数料・利息などです。(登録免許税はかかりません)

(6)火災・地震保険費用

家を新築すると、火災保険や地震保険に加入します。(一定の場合任意)

住宅ローンを借り入れた場合、火災保険については金融機関において、加入が義務付けられています。
地震保険については、任意加入にしている金融機関がほとんどです。

火災保険又は地震保険は、万一のために加入されることをオススメします。

(7)各種負担金

・給水負担金・放流負担金・上下水道の利用にあたり、水道局に納付する負担金
・町並み保存費等

※家を新築する地域や条件によって異なる場合があります。



3、その他の費用

(1)仮住まいの費用

今ある家を解体し、新しく建替える場合、仮住まいをする必要があります。

家賃・共益費・火災保険料・敷金・礼金・鍵交換代等、借りられる家の条件で異なります。

(2)引越し費用

家を新築すると、当然引越し費用がかかります。

建替えの場合は、旧居から仮住まい宅、仮住まい宅から新居、の2回引越し費用がかかりますので、ご注意下さい。

(3)式祭典費用

家を新築するにあたり、地鎮祭や上棟式を行う場合は、それらの費用がかかります。

(4)その他の費用

引越し時等の近隣挨拶のための手土産代、電話工事費等の費用がかかります。

4、まとめ

ざっくり計算すると、家を建てる場合にかかる総費用のうち、付帯工事費用は約全体の3割程かかります。

また、設計費用は建築本体工事の約2~5%です(条件によって変動があります)

新築時にトータルで3,000万円必要だとすると

・建物本体工事 7割 2,100万円

・それ以外に 3割(付帯工事費・諸費用・その他の費用等) 900万円

・設計費用 建築本体工事の約2~5%(条件によって変動あり)

※あくまでもおおまかな概算であり、その他費用がかかることもございます

 

 

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