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高気密高断熱の家だからこそ、こだわりたい内装仕上げ材(後編)

2020/08/20(木) NAKACHUの家づくり

酷暑が続いてますが、皆さん体調を崩されていませんか。
大阪・枚方で高気密高断熱の注文住宅を建てる、中川忠工務店の中川義仁です。

おススメの内装仕上げ材のご紹介です。
よかったら、前編からどうぞ。
◎高気密高断熱の家だからこそ。こだわりたい内装仕上げ材(前編)

一言でいうと、
高気密高断熱で空気もキレイに保ちやすい住まいは、せっかくだから室内で使用する建材にもこだわりたいですね
ということです。

シックハウスや化学物質過敏症、アレルギーやアトピー、不定愁訴でお悩みの方など。
なかなか原因が特定しにくいこともあると思いますが、できる限り悪化させるかもしれない要素は、家の中から省きたいですよね。

だからこそ、化学物質を含まない100%の自然素材はおススメしたいです。


【深呼吸を塗りました】

高機能な優れた塗り壁材 深呼吸

弊社でおススメしている塗り壁材は、100%自然素材の深呼吸。
消石灰、珪藻頁岩、酸性活性白土、焼成ホタテ貝殻粉末、ケナフ、デンプン糊、酸化チタンからできています。

・調湿効果
・抗菌・除菌効果
・消臭効果
・耐火効果
・自浄効果
・省エネ効果
・防音効果
・遠赤外線効果
・有害物質分解効果

9つの素晴らしい効果が期待できます。

化学物質を一切含まない自然素材なので、安心で安全性が高いのはもちろんですが、私が特におススメしたい点は、4つ。
まずは調湿効果です。

優れた調湿効果

ビニルクロスは残念ながら調湿効果がありません。
ですから、思わぬ結露でビニルクロスにカビが生えてしまうこともあります。

しかし、深呼吸は湿度が高いときは余分な湿気を吸い、空気が乾燥しているときは湿気を放出してくれます。
いわゆる天然の加湿器、除湿器の機能を果たしてくれるため、常に室内の空気を心地よく保つ役割を担います。

空気の乾燥でノドを痛めたり、過度な湿気でカビが発生することも予防します。

消臭効果

深呼吸は高い消臭効果があります。
実際に、深呼吸テラスにお伺いし、実験をしていただき体感しました。

室内は、多くの生活臭が発生します。
特にニオイがこもりがちな、玄関、トイレ、脱衣室、室内の洗濯物干し場、キッチン、愛犬や愛猫が過ごす部屋には、消臭効果の高い深呼吸の塗壁はおススメです。

光触媒作用でニオイの元となるアンモニアやホルムアルデヒドを吸着し分解してくれます。

自浄作用

 気付いたらビニルクロス壁が黒ずんでいた、という経験はありませんか。
ビニルクロス壁は静電気が発生するため、その静電気によってホコリが吸着し、壁が黒ずむ原因となります。
また、年月とともに色がくすんできたり、汚れが年々落ちにくくなることも。

深呼吸の塗壁は、静電気を発生させないため、壁が黒ずむことはありません。
それだけではなく、紫外線により有機物を分解する作用があり、壁についた汚れを自浄してくれます。
お掃除の手間いらずなだけでなく、ビニルクロスのように貼り替えの手間もいりません。
長くキレイな壁をお楽しみいただけます。

抗菌・除菌、有害物質分解効果

光触媒作用の働きと焼成ホタテ貝の除菌・抗菌作用で、壁に付着したほとんどのウィルスや菌類を99.9%死滅してくれる働きがあります。
ヒトの健康に害を及ぼす物質などの除菌効果も高く、小さなお子さまや高齢の方のお部屋におススメ。

 

 深呼吸は、腕の良い左官屋さんが塗ってくれるので、壁の塗りの仕上げ方も選んでいただけます。

ビニルクロスと比べると、デメリットをひとつあげるとすると、初期投資費用が掛かるという点です。
ですが、長い目で見ると、ビニルクロスのように張り替える手間も費用も掛かりません。
また、室内の心地よさが変わってくるので、個人的にはとておおススメな室内塗り壁材です。

家がもっと健康的に、快適なものになるように、これからもより良い建材を使って家づくりを行ってまいります。

 

 

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