全館空調　空気をじょうずに循環させる工夫

パッシブハウス認定取得予定　大阪の家。
お引渡しから数週間経過しましたが、快適にお過ごしいただけているようで安堵しています。

【パッシブハウス認定取得予定　大阪の家】

ここ最近、枚方だけじゃなく全国的に気温が低い日が続いていました。
その前は急に初夏を思わせるように暑い日があったりしましたね。

そんな風に気温が低くなったり高くなったり、気温が乱降下すると体調を崩しやすくなります。

そんなときも家は外気温に影響を受けることなく快適な温熱環境を保ちたい。

そんな家づくりを目指しています。

中川忠工務店の中川義仁です。

機械１台で、家中の空調を管理できる家づくり

以前にもブログでご紹介しましたが、この大阪の家は、ゼンダーコンフォーム（ヒートポンプ式全熱交換換気システム）１台で、家中の空気を換気・空気清浄・除湿・冷房・暖房、すべて行います。

◎ゼンダーコンフォーム　施工の様子　コチラ

◎ゼンダーコンフォーム　風量測定の様子　コチラ

 

機械１台で家中の空気をコントロールするためには、綿密な設計計画と確かな施工技術が必要になります。

大前提として、空間が高断熱であり、かつ、高気密であることも大事。

間取りの工夫と致しましては、家の中の空気が循環しやすくなるように、要所要所にポイントがあります。

大阪の家でいえば。

吹抜け

【LDKの吹抜け】

あたたかな日差しが取り込まれる南面に吹抜けを採用しています。

空気の循環だけじゃなく、光を取り込む工夫も。

【2階の子ども部屋のロフト】

子ども部屋にもロフト部分から自然の光が差し込みます。

格子壁

【２階廊下】

2階の廊下の突き当りは、安全性を確保し、かつ、
光の取り込み、そして、空気の循環も配慮して、格子壁にしています。

スノコ床

２階廊下の床は、スノコ床に。

光や風を届ける効果があります。

【スノコ床】

【１階からのぞくスノコ床】

このスノコ床ですが、

「夜になると光がもれて綺麗なんです」

とお施主様よりお写真を頂戴しました。

 

昼と夜でまた違う表情を見せてくれるスノコ床。

これは大工が手作りしました。

材は無垢の欅（ケヤキ）です。

【スノコ床　製作中の様子】

換気ガラリ

【換気ガラリ】

換気ガラリを空調換気計画に基づいて設置しています。

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このように、一年を通して心地良く感じていただける温熱環境の中で生活していただけるように、設計も施工も工夫しています。

高断熱高気密で性能を重視した家づくりだからこそできる、究極の快適性をご提供します。

願うことは。

家族みんなが健康で元気な毎日を過ごせる住空間になるように。
そして。
子どもたちがすくすくのびのびと育っていきますように。

いつもそのことを心に思いながら施工させていただいています。

 

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