耐震改修工事の工事が順調に進んでいます。
中川忠工務店の中川義仁です。
先月から始まりました、大規模耐震改修工事。
工事は順調に進んでいます。
【大きな横揺れにも強くするため、筋交いをいれています】
耐震診断の結果を元に行う耐震改修工事
適切な耐震診断を元に、始まった今回の耐震改修工事。
きっかけは昨年の6月に発生した、大阪北部地震。
枚方市でも震度6弱という強い揺れを観測し、多くの家屋に被害が出ました。
その地震を機に、改めてお客様から耐震補強についてのご相談をいただき、まずは耐震診断。
そして、その結果を元に耐震改修工事を行うことになりました。
耐震補強工事の現場も順調に進んでいます。
— 中川義仁 棟梁 枚方の中川忠工務店 (@Nakatyuu1203) May 9, 2019
土壁を撤去し、地震による強い揺れに備えて筋交いを入れています。
筋交いを入れることで、建物に加わる横の力に抵抗。
建物の構造を安定させます。
筋交いは、耐震診断の結果を元にバランスよく配置させることが大切!#家づくり #大工 #耐震補強 pic.twitter.com/YoicYyrRz1
築年数が相当年数経過している住宅ほど、地震による強い揺れ弱い
築年数が相当年数経過している住宅は、地震が起きたときの強い揺れに対して弱い可能性が高いです。
・家を建築した当時の耐震基準が低い
・経年劣化により家が傷んでいる
・家がシロアリの被害に遭っている
・増改築を行っている
・1階が車庫のなっているなど、家の形が凸凹している
・家が建っている場所の地盤が弱い
・今までに大きな地震や強い台風などの自然災害を多く経験している
強い揺れに対して家に影響が出やすくなる理由は以上のように様々あります。
1981年(昭和56年)以前に建築された建物は要注意
築年数が相当年数とは一体何年くらいでしょうか?
ひとつの目安として、
◎1981年以前(旧耐震基準)かそれより後に建築されたか(新耐震基準)は大きなポイントと言えます。
従って、家を建ててからおよそ築38年以上経過している場合は、耐震診断を受けることをオススメします。
また、新耐震基準で建築されていたとしても、築30年以上経過してくると家は経年劣化している可能性が高いです。
人間も、年齢をかさねれば体力も落ちますし、定期的な健康診断も必要になります。
それと同じように、家も築年数を重ねてくると、何かしら不具合が出てくくることもあります。
家の構造や建て方、住環境などによっても家の劣化状況は変わります。
“自分が今住んでいるはどれだけ地震に耐えられるのか?”
客観的に判断するためにも、ご不安のある方は耐震診断をされることがオススメです。
最後に
いつくるかわからない地震だからこそ、日頃の備えを大切に。
どんなモノでもそうだと思いますが、家も日々のお手入れやメンテナンスで、耐久性が良くなります。
こまめにお掃除することで、家の変化に気付くことができたり。
必要な時期に必要なメンテナンスを行うことで、家の経年劣化を遅らせることにもつながります。
大事にすれば、長持ちする家。
大切なお住まい、いつまでも健やかな状態を保てるように。
ご参考にしていただけますと嬉しいです。
耐震改修工事も完成まで引き続き、大工一同頑張って施工して参ります。
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