枚方市で、
パッシブハウスをはじめ、
高断熱高気密の注文住宅新築工事を行う、
中川忠工務店の緒方です。
うちの母が経験した、ちょっと怖い話。
始まりは目のかゆみ
今まで大きな病気の経験もなく、
アレルギーなどとも無縁だった母。
(2019年に突然倒れた時はビックリしたけれど(そのときの話はココからどうぞ)クリックしてね)
数年前からたまに、目のかゆみを訴えていました。
その度に、市販の目薬で何気なくやりすごしていました。
(今考えると、こういう自己判断が良くなかった・・・)
仕事を引退してから、定期健診を受ける機会を失い、
とにかく病院嫌いな母。
数か月前から、目のかゆみがあるような仕草があり、
その時も早めに病院へ行くように諭しても、母はやはり重い腰が上がらない・・。
思えば、もっと強く受診を勧めるべきだったんですよね。
あまりにも目のかゆみが治まらないので、ようやくお医者さんに診てもらうことを決め、
かかりつけの病院の眼科を予約。
「なんらかのアレルギーによって、目のかゆみが起きているのでは」
という診断で、症状を抑えるための目薬を処方されました。
それから、処方された通りに点眼を続けましたが、症状はなかなか良くならず・・・。
そのうちに、目を開けるのも辛そうにし始め、
「光がとにかくまぶしい」と訴えるように。
光が眩しく感じるのは、目に傷がついているせいかも?!
と思い、すぐに眼科を予約して、再度受診。
先生の第一声は・・・
「なんでこんなに酷くなるまで放っていたんですか?!」 でした(驚)
【がーん・・・(イメージ図)】
黒目に傷がつき、菌が繁殖している緊急事態
目のかゆみは、アレルギーの目薬をしていれば治ると信じていた母ですが、
知らず知らずのうちに目をこすり過ぎてしまい、黒目に傷がつき、そこからなんらかの菌に感染してしまったようです!
それが目の痛みや、光を眩しく感じる原因に。
すぐに、1時間に1回、2種類の目薬を交互にさす、点眼治療が始まりました。
痛みが強く、片目が開けられず、いつもは気丈な母もぐったりと寝込むほど。
しかし、一向に症状は良くならず、ついに、大学病院へ転院することに。
大学病院でも、先生が母の目の状態の悪さに驚いておられました。
【目は大事。ホントに大事。】
今までの点眼治療で良くならないということは、母の目に入っている菌の種類が、今までの薬では効かないものなのでは?ということで、
点眼の種類を変え、目に入ってる菌が何かを検査することになりました。
先生曰く「角膜は悪くなると一瞬で、すごく悪くなります。早期対処が重要です。」
とのこと。
あまりにも悪くなると、最悪、角膜移植が必要になることもあると言われました・・・(怖すぎます・・・)
はじめはただの目のかゆみだったのに、どうしてこんなことになったのか・・・。
先生の判断で目薬の種類を増やし、3種類をそれぞれ1時間おきにさすことになりました。
母の目は、真っ赤に充血し、痛みを伴い、本当に辛そうでした。
しかし、幸い、大学病院で出してもらった目薬が効き、少しづつ目の調子が良くなってきました。
先生に診てもらうと、
「良かった、目薬が効いてきてますね。効かなかったら、入院治療になるところでした」と。
母の目に入っていた細菌ですが、結局、検査での特定はできなかったようですが
(目の面積は小さいため、菌を特てするのは困難みたい)
効いた目薬から判断すると、真菌(カビ)ではないか、とのこと。
目に菌が入ることはとても怖いこと
恐らく、目のかゆみで、無意識に目を強くこすりすぎ、
知らぬ間に目に傷がつき、手についていた真菌(カビ)が黒目に繁殖してしまったようです。
ちなみに、黒目に傷がついたことにより、視力は大幅にダウン。
(視力がもとに戻ることは難しいとのこと)
視力が良いことが自慢だった母はショックを受けていましたが、角膜移植を免れただけても良かったです。
とはいえ、まだ点眼治療は続いています。
黒目の細菌が完全にいなくなってから、再度見え方の確認を行い、それからどうなるかはお医者さんの判断となります。
はじまりは、ただの目のかゆみでした。
でも、
そのかゆみを放置しすぎたせいで、母は視力を落とすほどの苦しみを経験することになってしまいました・・・。
「目の中に菌が入ることは、本当に怖いこと」
教訓です。
たかが目のかゆみだと甘く考えず、
やはり、なにかあったら早めの受診は重要なことだと痛感しました。
皆さまも、どうぞお気を付けください~
【目のかゆみなどのアレルギー症状が軽減するのも、中川忠工務店がつくる、パッシブハウスや高断熱高気密住宅の自慢ポイントです!】
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