冬のお困りごと「結露」その原因と対策とは
こんにちは!女性の綺麗と健康を応援する、衣・食・住のトータルアドバイザー、枚方の中川忠工務店のスタッフ、緒方ゆうこです。
枚方も朝晩とめっきり冷え込んできました。いよいよ本格的な冬が到来。 寒さに対する心構えが必要になってきます(私が(笑))
有名な清少納言の枕草子にもあるように、冬といえば早朝。
空気が澄んで、空が綺麗です。
(柄にも無く、ちょっと知的風なことを言ってみたり(笑))
現実的なことを言うと、冬の朝のかなり困った風物詩といえば、「結露」ですよね(苦笑)
結露は、皆様ご存知の通り、家の中、特に窓などに水滴が発生すること。
この水をきちんとこまめにふき取っておかないと、 カビやダニの発生原因になります。
カビ・ダニは、気持ち悪いだけでなく、・ぜんそく・アトピー・アレルギー・カビ肺炎など、私たちの身体に悪影響を及ぼします。
また、ひどくなると、壁紙や家の内部を腐食させ、シロアリの発生原因にもつながることも。
従って、結露は放置しておくと、私たちの身体だけでなく、家自体の健康も損なう原因となります。
寒くて長い冬が到来する前に、ぜひお家の結露対策を行いましょう!
1、そもそも、結露はどうして発生する?
カンタンに言うと、結露は、外気温と室温の差が大きくなると発生します。
あたたかい空気が冷たい空気によって冷やされることにより、空気中の水蒸気が水になる、これが「結露」です。 (空気中には水蒸気が含まれています。気温が高いほど水蒸気をよく含み、低いと水蒸気の含みは少なくなります。)
イメージで言うと、暑い夏の日に外で飲む冷たい飲み物。コップの外側に水滴がよくつきますよね。
外の暑い空気が冷たい飲み物の冷えた空気に冷やされ、空気中の水蒸気が水になりコップの外側に水滴となってつく。
この原理が結露と同じです。
つまり、結露の発生原因をわかりやすくまとめると
- 外気温と室内の温度の差
- あたたかい空気中に含まれる水蒸気
この二つによって起こります
2、結露を抑制するには
結露を抑制するには、外気温と室内の気温差をなくし、水蒸気を減らす、こと。
つまり、すぐに出来る結露を抑制する方法としては
- こまめに換気する
- 加湿し過ぎないようにして、湿度が上がりすぎに注意する
- 部屋の中の空気の循環をよくする
といったことがオススメ。
でも、寒い冬の朝の結露を防止するのはなかなか困難。
なぜかというと、寝ている間にそもそも換気できないですし(窓を開けたまま寝たら風邪引きます(苦笑)室温を下げすぎると、逆に私たちに身体に悪影響を及ぼします。(冷えは万病の元))
そこで、最もオススメなのが「窓」の断熱性能を上げること
3、なぜ「窓」が最も結露する場所なのか?
お客様にお聞きすると、一番結露する場所でお悩みなのが、やはり「窓」 では、なぜ窓は結露しやすいのか? それは
- 家の熱の流出入が最も多い場所
- 断熱性能の低い窓は「冷えやすい」
この2点が主な原因です。
外の空気が最も入ってくる「窓」
窓は家の中で最も熱の流出入が起きる場所です。
つまり、冬の冷たい空気が窓から一番入ってきます。
その冷たい空気が、室内のあたたかい空気を冷やすことによって、部屋の中の水蒸気が水となり窓に水滴となってつく、というわけです。
断熱性能の低い窓、とは?
残念ながら、家の断熱基準が世界からみても低いまま住宅が建ち続けていた日本では、いまだに断熱性能が低い窓が取り付けられている家がたくさんあります。
昔からよく使われていた窓で、断熱性能が低いものといえば「アルミサッシに単体窓」 冬の寒い時期に、この窓を触ってみて下さい。
驚く程、窓ガラスが冷たくなっていることがわかると思います。
熱を通しやすいアルミサッシと単体窓が、外の冷たい温度を通し、部屋の中のあたたかい空気を冷やすことによって結露を発生させているです。
つまり、この熱の通しやすい窓を断熱性能の高い「樹脂サッシに複層ガラス」に取り替えると、外の冷たい温度を通しにくくなるため、結露の発生が抑制される、というわけです。
真冬の寒い時期でも、樹脂サッシに複層ガラスの窓はアルミサッシに単体窓ほど窓ガラスが冷たくなりません。
冬も元気に快適に毎日を過ごすためにも、今一度おうちの結露対策を考えてみて下さいね!
みなさまのおうちがもっと心地よく、ご家族のみなさまの笑顔あふれる場所となりますように。
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