中川義仁 自己紹介へ

性能重視で湿度コントロール。蒸し暑さを感じない家に。

7月に入り、雨が多く蒸し暑い日が続いていますね~
高性能な高断熱高気密住宅 NAKACHUの家 を建てる 中川忠工務店の中川義仁です。

関西の夏の大きな特徴として、やはりこの「蒸し暑さ」があります。
梅雨時期は雨が多く、湿度も上がる。

蒸し暑い大阪で快適に過ごすためには、湿度コントロールは重要なポイントといえます。
湿度は高すぎても低すぎてもよくありません。
室内の快適な湿度は、およそ40~60%。
夏は60%前後、冬は50%前後が理想的と言われています。

住む人やおうちの健康を損なう余分な湿気に要注意

弊社がおススメしている高性能な高断熱高気密NAKACHUの家の家づくりでも、湿度を快適に保つ湿度コントロールにはチカラを入れます。

特に梅雨時期から上がる高い湿度は、不快な暑さを招きます。
湿度が高いと暑いのに汗をかきにくくなり、体温調節がうまくいかずに熱中症になることも。
なんとなく体が重い、やる気が出ない、いつも疲れが取れない、など不定愁訴の原因になったり。

また、湿気がたまるとカビやダニの発生にもなります。
喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状の原因となり、健康被害を引き起こすことも。
それだけじゃなく、木を腐食させたりと家の健康をも損なう恐れがあります。

逆に言うと湿度が快適にコントロールできれば、おうちを涼しく保ちやすくなります。
そして、家を良い状態で長持ちさせることができます。

 そのため建物の防湿計画をしっかりと行い、余分な湿気が建物に流入することを防ぐ必要があります。

【湿度が整うと家の快適性が上がります】

正しい知識の元におうちの防湿計画をきちんと行って家を建てること

とはいえ、快適な湿度を保つことはとても難しいこと。
NAKACHUの家では、出来る限り家中快適な湿度に保てるように施工します。

 【1】家の気密性を高める

 家の気密性が低い(家のスキマが多い)と、そのスキマから外気が家の中に入りたい放題になってしまいます。
そのため、気密性の低い家では、加湿したり除湿したりして湿度を快適に保とうと努めても意味がありません。

 従って出来る限り余分なスキマをなくし、家の気密性を高める施工が大切になります。

また、室内に調湿気密シートを施工することにより、夏場の壁体内結露(逆転結露)※を予防します。
※壁体内結露(逆転結露)
壁体内に外部から水蒸気が侵入し、断熱層を通過して、冷えた防湿同で結露が生じる現象のことを言います。

この逆転結露防止のために、壁構造や地域の気候に合わせた適切なシートを選定し、施工する必要があります。

【気密施工の様子】

 【2】施工計画に基づいて、通気施工を行う

空気の流れが止まると、そこに余分な湿気がたまります。
従って、屋根や外壁など、適切な箇所に適切な通気施工を行います。

遅滞なく空気を流すことによって、湿気を滞りなく外へ排出し、余分な湿気がたまることを予防します。

【屋根:通気施工の様子】

【3】調湿性の高い材料を室内の仕上げ材に使

気密性を高めた家づくりを行ったとしても、家の中では人の吐く空気など生活するうえで日常的に水蒸気が発生します。

そういった家の中で発生する水蒸気をコントロールするためには、調湿性の高い建材を使用することがおススメです。

◎調湿性の高い建材
・無垢材
・漆喰
・紙クロス など

【無垢材にこだわる】

【4】エアコン・除湿器の活用

出来る限り湿度コントロールができるような施工をしても、室内から発生する水蒸気が多いと家の性能そのものだけでは及ばない場合もあります。

その際は、エアコンの除湿機能、除湿器(湿度が低い冬場は加湿器)の併用がおススメです。
気密性が高いおうちでは、除湿の機能も効きやすくなります。

【エアコンの選定にもこだわる】

最後に

家づくりにおける湿度の管理は、とても奥が深いところです。

室内の湿度を快適な状態に保つためには、エアコンや除湿器に頼るよりも、まずは家の性能を上げることが重要です。
快適な湿度になると、想像以上に日々の暮らしが心地良いものになります。

高断熱高気密住宅 香里の家のお施主様は、快適な湿度の中で生活されることにより、
・肌の調子が良くなった
・ノドを傷めにくくなった
・冬場のカカトや手の荒れが起きなくなった
・梅雨も室内がカラッとしていて気持ち良い など
とても嬉しい感想を頂戴しました。⇒詳しくは コチラ

高品質で高性能な住宅で、本当の快適性を多くの方に感じてもらえれば嬉しいです。
これからも、一人でも多くの方に喜ばれる家づくりのために尽力いたします!

 

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