緒方ゆうこ 自己紹介へ

家づくりの現場を体感していただきました

2020/01/31(金) NAKACHUの家づくり

構造見学会に先立って、施工中の“長尾の家”をご見学いただきました。
中川忠工務店の緒方です。

ここ最近は冬らしい寒さが続く枚方。
風が吹くと「寒~!」と、つい声に出てしまいます。
そういう日こそ現場では、「家をあたたかく保てる家づくり」の大切さをより体感していただけます。

 新しい家づくりのお打ち合わせをさせていただいております、I様。
「家づくりの現場を見てみたい」というご要望を頂戴しておりまして、今回の現場見学となりました。

【施工中の長尾の家】

 

まず、家の中に入られて驚かれたのが、家の中の静かさ
断熱材で包まれ、気密材で家のあらゆるスキマをふさぎ、高断熱の窓がついている長尾の家。
ドアをしめると、外の音はほとんど聞こえません。

南面は比較的交通量がある道路に面していますが、車の走行音もほとんど気にならないほどです。
家の中の音も外に漏れにくいので、生活音を気にせず過ごしていただけます。

そして、室内に丁寧に張られた、気密シートやテープ、その下に入っている断熱材。

【あらゆるスキマを防ぐ、気密テープ】

 

外の熱の影響を受けないように、家を包む断熱材。
スキマをうめる、気密シートにテープ。

完成しておらず無暖房ですが、この段階ですでに「室内があたたかい!」と、I様。
この日は気温は低いながらも午後はあたたかな日差しが差し込み、南面の開口部から日射取得ができて、無暖房でもやわらかなあたたかさを感じていただけました。

百聞は一見に如かず。
文字や言葉ではわかりにくい部分も、現場を見ながら説明することで、実際にどんな風に施工していくかがより理解出来ましたとおっしゃっていただけました。

 

【無暖房でも、あたたかな日差しが入ってくると、室内はほんのりとあたたかい】

 

 完成すると見えなくる構造部分ですが、家づくりにおいてはとても大切なところ。

断熱や気密施工は、大工の腕にかかっている部分も多く、だからこそ、断熱、気密の大切さを理解し、知識を持った大工が施工します。
断熱材はただ入れるだけじゃなく、その性能を存分に発揮できるようにいれること。
気密施工は、あらゆるスキマをふさぐように、丁寧に根気よく施工すること。

長尾の家は、断熱気密担当大工が一生懸命施工した甲斐もあって、気密測定では、当初のシュミレーションよりもよい数値がでました。
◎気密施工の様子については コチラ

内装は、完成しても模様替えやリフォームすることも可能ですが、構造部分の改修は非常に困難。
だからこそ、長く安心して暮らせる家になるように、見えない部分もしっかりと施工します。

そういった点を、見学いただきながらご説明することができました。

施工中の現場って、なかなか見る機会がないもの。
実際の家づくりの現場を見ることで、これから始まるI様の家づくりのイメージもしやすくなったとのお喜びの声を頂戴しました。

家って、とても大きな買い物。
だけど、わかりにくい部分も多かったり、イメージしにくいところも多い。
もっとわかりやすく、安心して施工をお任せいただけるように。
できる限り現場を見ていただける機会も増やしていければと思っています。

最後に、現場見学にご協力いただきました、長尾の家のお施主様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。

 

 

 

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