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空調の工夫。家族で心地よいと感じる温度は違う

大阪も梅雨入りし、蒸し暑さが増してきましたね。
中川忠工務店中川義仁です。

【夕焼け空が田んぼに綺麗に映っていたので、写真を反転させてみました】

そろそろ冷房を使っている方も増えているのではないでしょうか。

梅雨時期は汗をかきにくく体に熱がこもり、知らず知らずのうちに水分不足になって熱中症になることも。
適切な水分補給と、適度に冷房を使って快適な温熱環境を保ちたいですね。

家族で体感温度に差が出る問題

さて。
断熱・気密施工にチカラを入れて、高断熱高気密仕様で家を建てることによって、暑い夏も涼しく快適に過ごせるようになります、が。

ちょっと気を付けるべきだと思うのは、
ヒトによって涼しい・暖かいという快適に感じる温度には結構差がある
ということです。

高断熱高気密NAKACHUの家では、家中を出来る限りムラなく一定の温湿度で保てるように、空調・換気計画を綿密に行います。
この空調・換気計画は、プロの作り手であってもなかなか難しいトコロだと実感しています。

「どんな風にエアコンを設置しますか?」

とよくご質問をいただきますが、間取りやお施主様の要望などもあり、家ごとによって空調計画も大きく変わります。

エアコン

そして、「ヒトによって体感がまったく違う」という問題。

 高齢者、女性は寒がりな傾向にあり、男性や子どもは暑がりだったりします。
もちろんヒトによって異なりますが、個々の体感の差は結構大きい。
また、自分で暑い寒いを訴えることが難しい赤ちゃんが過ごす部屋は、空調管理により気を遣います。

 高断熱高気密NAKACHUの家では、冷暖房機器1台、もしくは階ごとに1台で家中の空調を管理する計画を行うことが多いです。

しかし、夏はぐっと冷房を効かせたい方の過ごすお部屋、乳幼児のために個別に空調をケアしたいお部屋などは、専用に冷暖房機器を設置することをお勧めしています。

また、暮らしてみないと分からないこともあるかと思いますので、エアコンの追加をしやすいように、新築時に配管を仕込んでおくのもいいかと思います。

 「暑い」「寒い」の不快感は、体にも心にもストレスがかかります。
夏の暑さは気持ちもイライラしたり、寝苦しい不眠、汗疹などの皮膚の疾患トラブルの原因にもなります。

適切な温熱環境が整えられる住まいにすることで、毎日を健やかに過ごせる手助けとなります。

もちろん、高断熱高気密仕様の住宅は、冷暖房効率も良いので省エネルギー。
光熱費の負担を軽減し、家計にもやさしい住まいになりますのでご安心くださいね。

家族みんなが涼しく快適に過ごせる家づくりを目指しています。


【愛犬の温度管理も大切ですね~】

 

 

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