動脈硬化は30歳頃から始まっている?!
こんにちは!自然素材をいかす家作り。一年中快適な室温で暮らせる家作りが得意な、中川忠工務店の中川義仁です。
先日、住宅環境が我々の身体にいかに影響を及ぼしているのか、医師の方から講義を受ける機会がありました。
一番えーっ!と思ったのは、
動脈硬化はおおよそ30歳頃から、気付かぬうちにじわじわ始まっている、ということ。
なんということでしょう?!私はすでに50歳を過ぎていますが・・(苦笑)
およそ20年位の歳月をかけて動脈硬化は進行していくそうです。
つまり、未来の自分の健康は、今の私たちの生活の仕方にかかっている、ということです。
動脈硬化とは、動脈が肥厚し、硬化した状態のこと。
これによって引き起こされる様々な病態を動脈硬化症(Atherosclerosis)といいます。
動脈硬化は自覚症状が現れにくいそうです。高血圧症の方は、動脈硬化リスクが高まります。
動脈硬化が進行すると、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こしやすくなります。
(動脈硬化に起因する疾患:脳卒中(脳出血・脳梗塞・クモ膜下出血)・心筋梗塞・狭心症・腎梗塞・腸間膜動脈閉塞症・下肢閉塞性動脈硬化症・動脈瘤・他)
特に、脳卒中や脳梗塞は、発症後まひや言語障害などの重い後遺症に苦しむ方も多いので、注意が必要です。
動脈硬化は、生活習慣(食生活・運動・喫煙・飲酒・過労など)が様々な要因から引き起こされます。
住環境もその一つです。
家の寒さは、私たちの血管に大きな影響を及ぼします。
適切に断熱された住宅とそうでない住宅では、動脈硬化になるリスクが高まります。
寒さによって血圧が上昇し、血管が収縮することが原因のひとつです。
つまり、寒さが高血圧を引き起こすといっても過言ではありません。
また、寒い部屋とあたたかい部屋との温度差も、高血圧を引き起こす原因となるので注意が必要です。
今回の先生が教えてくださった、寒い家に住むことによる健康リスクをまとめると、
・10年後の高血圧発症の確率が上がる
・4年後の循環器疾患死亡確率が上がる
・冬季の血圧は、外気温より室温に強く関連するとも言われており、室温が1度低下すると、日中の平均収縮期血圧を0.22mmHg高める。 など
家の寒さを改善し、断熱性能を高めたあたたかい家で暮らすと
・高血圧症の方が断熱性の高い住宅で過ごすと、通常よりも大幅に低下する
・3℃あたたかい家に住む人の脳神経繊維は、そうでない人に比べると6歳若い
・冬季の脳心血管疾患死亡の増加を減少できる可能性がある
といった私たちの身体に良い影響を与えます。
実際に断熱改修を行い、あたたかい家で暮らし始めると
・風邪を引きにくくなった
・アレルギーの症状が緩和された
・関節痛や腰痛などの身体の痛みが軽減された
・夜中にトイレに行きたくなることが減った
・身体の冷えがましになった
など、明らかな改善が見られます。
断熱改修工事で費用はかかりますが、将来の冷暖房費のコストが抑えられ、また医療費の削減も見込めます。
何より、快適に元気に毎日が過ごせることが大きなメリットといえます。
ずっと元気で快適に暮らせる家作りをこれからも行っていきます!
みなさんの住環境がもっと良いものになるように!
今日は、医師の方が教える、家と健康のお話でした。
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家の性能を重視した、身体にやさしい家作り。
自然素材を活かした、エコハウス作りが得意。
~家族の健康と笑顔を守る家作り~
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