卒業、進学、就職、転勤、など。
新たな門出を迎える方がいらっしゃる春。
中川忠工務店でも、新たな工事が始まっています。
中川忠工務店の中川義仁です。
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ひとつは耐震改修工事。
2018年は、地震の多い年だったように感じます。
私が住む枚方が大きな被害を受けました。
蒸し暑い6月18日、大阪北部地震発生。
枚方市は震度6弱。
朝の8時頃、まさに通勤通学の時間帯。
私は弊社作業場で、現場大工と朝の打ち合わせ中。
お隣の高槻市では通学中の小さな女の子が犠牲になるという、大変痛ましい事故が起きてしまいました。
この地震を機に、“塀”の安全性が見直され。
建物の耐震性・安全性に関するご相談を多く頂戴いたしました。
今お住まいのいうちが、どのくらいの地震に耐えられるのか?
安全性はどのくらい?
まずはそういったご不安をお持ちの方には、耐震診断をおすすめしています。
今回、施工させていただいております耐震改修工事も、耐震診断を行い、その診断に基づいて補強工事を行っていきます。
では、耐震診断や耐震改修工事はどういったものなのか?
2019年度の枚方市の補助制度も含めてカンタンにご説明します。
1、耐震診断とは?
耐震診断とは、既存の建物の耐震性を診断するものです。
構造的な 建物の強度を調べ、想定される大規模な地震に対する耐震性や安全性を判断します。
非破壊、目視で、屋外や屋内だけでなく、可能な限り床下や天井裏もチェック。
壁の材質、筋交いの有無、屋根の重さ、劣化の状況、増改築工事をしているか、など、多岐にわたり調査を行います。
2、耐震改修工事とは?
耐震診断の結果耐震性に問題があると判断された場合、適切な補強工事をおすすめしています。
それが耐震改修工事です。
建築士などの専門家が、構造上地震の揺れに弱い部分の補強計画を立案します。
そして、それに基づき補強工事を行っていきます。
壁や基礎、土台や柱下、接合部など。
建物に対する補強もあれば、地盤の改良を行う場合もあります。
◎ご自身でできる、カンタンなセルフチェックはこちらをご参照下さい。コチラ
◎わが家は大丈夫?日常でできる地震への備えについてはこちらをご参照下さい。コチラ
3、枚方市の補助制度(2019年)
2019年の枚方市における耐震診断等の補助制度は以下のとおりです。
①耐震診断補助制度
耐震診断に要する費用の一部を補助する制度。
※耐震診断を行う前に、枚方市役所 建築安全課窓口へご相談ください。
・木造住宅 : 先着100戸
(その他一定の建築物についても募集あり)
*補助対象
・昭和56年5月31日以前に、原則として建築確認を受けて建てられた住宅(マンション、長屋住宅を含む)等
*補助内容
診断に要した費用の50%(木造住宅は90%)
※限度額あり
詳しくは、枚方市役所建築安全課窓口へご相談下さい。コチラ
②木造住宅の耐震改修(工事)補助制度
木造住宅の耐震改修工事に要する費用の一部を補助する制度。
※耐震改修工事を行う前に、枚方市役所 建築安全課窓口へご相談ください。
・募集 : 60戸程度
・募集方法 : 先着順
*補助対象
・昭和56年5月31日以前の基準で建てられた個人所有の木造住宅
(地階を除く階数が2以下であること)
・現に居住し、または居住しようとしているもの
その他一定の要件あり。
*補助内容
70万円(一定の場合は90万円)または耐震改修工事に要した費用のうち、いずれか少ない金額。
※対象となる計画等一定の要件あり
詳しくは、枚方市役所建築安全課窓口へご相談下さい。コチラ
いつ、どこで、どんな規模の地震が起きるかわかりません。
日頃から安全への意識を高め、備えておくことが大切です。
また、耐震診断や耐震改修工事は、ぜひ信頼できる専門家のいるところで行って下さい。
お困りごとはお気軽にご相談下さい。コチラ
今春から始まった耐震改修工事も、しっかりと安全性が高まるおうちになるように、しっかりと施工して参ります!
本日は以上です。
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