あっという間に師走ですね~
中川忠工務店の緒方です。
なにかとバタバタする年末は、仕事も効率よくこなしていきたいですよね~
そして、受験生の方は年が明けると本格的な受験シーズン到来。
勉強も仕事も集中力って大切。
集中できないとつい時間が無駄に過ぎてしまってあとで反省することも~
そこで、少しでも集中力を高められますように、
“作業効率の上がるお部屋づくり”についてご紹介します~
勉強や仕事の効率を高めたい方のご参考になればうれしいです!
こまめな換気で集中力アップ!
満員電車や人混みの中にいると、気分が悪くなったりしませんか?
または大事な会議や授業中なのに、眠気が襲ってきたり・・・。
もしかしたら、二酸化炭素濃度が高くなったせいかもしれません。
人が吐く二酸化炭素は、空間に人がたくさん集まればそれだけ量が増えます。
二酸化炭素の推奨レベルは1000pm以下といわれていますが、すぐにその濃度を上回ることも。
うちの事務所にも二酸化炭素を図る装置があります。↓
【赤い枠で囲んだ数値が二酸化炭素濃度】
二酸化炭素濃度が濃くなりすぎると警告音が鳴る仕組みになっています。
打ち合わせなどで事務所にいる人数が増えると、1時間も経たないうちに濃度が上がりすぎることもよくあります。
【二酸化炭素濃度が基準値を超えると、アラームが鳴ります】
私たちが気づかないうちに二酸化炭素は濃くなりやすいです。
二酸化炭素濃度があがると、空気質が低下します。
この空気質の低下は、作業効率をも低下させてしまうんです~
眠くなったり、集中力が低下したり。
脳の疲労度が高まったり。
勉強も仕事もパフォーマンス力を上げるためには、お部屋の空気をキレイに保つことはとても大切なこと。
◎対策としては、こまめな換気!
24時間換気システムが設置されているおうちは、常にスイッチをONにしておくこと。
換気スイッチを入れると家が寒くなるというお声もありますが、熱交換式の換気システムだと冬は空気を冷やさず夏は空気が暑くなることがないのでおススメ。
光熱費があがるのも防いでくれます。
換気システムのないおうちは、換気扇を利用したり、窓をあけてこまめに換気しましょう~
良い香りでリラックス効果アップで集中力も上げる!
畳のお部屋は集中力が高まるといわれています。
それは、い草に含まれるバニリンがリラックス効果をもたらしてくれるから。
ほかにも、昔から日本人になじみ深いヒノキは、清々しい木の香りで心を落ち着かせてくれるといわれています。
心を穏やかにし気分をリフレッシュさせてくれるため、お部屋をリラックスできる空間にする手助けにも。
青森ヒバや台湾ヒノキには脳を活性化させるといわれている成分「ヒノキチオール」が含まれていたり。
木には、フィトンチッド効果といって殺菌力や森林浴効果などの健康と癒しや安らぎを私たちに与えてくれます。
お部屋の内装材に無垢材を使用することにより、より心地よく作業ができる空間に。
逆に、イヤなニオイは作業効率を下げる恐れがあり脳を疲れやすくさせるといわれています。
つまり、集中力が高まるお部屋にするためには、お部屋のニオイも大切。
対策としては、リラックスできるような建材を室内の仕上げ材に使う(畳、無垢材、ヒノキ、など)こと。
アロマテラピーなどで、好きな香りをお部屋に漂わせても◎
余談ですが、勉強するときに嗅いでいた好きな香りをハンカチなどに染み込ませて持っていき、受験会場で嗅ぐと、リラックスできたり、勉強していたことを思い出しやすくなると言われています。
(実際に、受験のときに私も実践してました(笑))
また、消臭効果の高い自然素材の塗り壁でお部屋の内装を仕上げると、イヤなニオイ対策になるだけでなく、調湿効果や除菌効果もあるため、よりお部屋の空気質向上に役立ちます~
静かな環境で作業効率アップ
ぐっと集中力をあげるためには、音も気をつけたいポイントです。
できる限り静かなお部屋にする事で、勉強も仕事もはかどる手助けになります。
たとえば、冬あたたかく夏涼しい家づくりに大切な断熱性をあげるために重要な、高断熱な窓。
高断熱な窓は、実は静かなお部屋にするのにも一役買っています。
窓の断熱性をあげるために重要なガラス。
熱を伝えにくい空気層を作るために、ペアガラスやトリプルガラスが推奨されます。
そして、ペアガラスやトリプルガラスの窓は防音効果も高まります。
他にも自然素材の塗り壁には、吸音効果がありお部屋を静かに保つのに手助けとなる材料もあります。
また、生活音の出やすいトイレやお風呂、洗面所などから、勉強部屋や仕事部屋は離して配置するとよいでしょう。
机は窓の見えるところに配置して集中力アップ
外の空間とつながっている方が、勉強や仕事などの作業効率が上がると言われています。
ですので、机は窓の近くで外を眺められる場所に配置すること。
机の置き方を工夫して、集中力を高めましょう。
室温は25℃くらいが1番集中できる
お部屋の温度は25℃くらいが最も作業効率に良い室温だと言われています。
25℃といえば、一般的に過ごしやすく心地良い室温です。
過ごしやすい室温は、集中力を高めるのにも良し◎
快適な室温を保つためにも、断熱性気密性の良い家づくりで、寒い冬でも暑い夏でも心地良い室温になるような家づくりで、集中力も高まる家づくりにつながります。
高断熱高気密で、快適な室温を保つのに光熱費がかかりにくくすると、お財布にもやさしいエコ住宅になります。
良く眠れる寝室づくりで日々の作業効率を上げる
寝不足だと集中力が低下しますよね。
勉強も仕事も、はかどりにくくなります。
忙しい毎日のなかでは、なかなか睡眠時間をたっぷり確保することが難しい方も多いと思います。
だからこそ、良く眠れる寝室にすることで毎日ぐっすり眠れるように。
よく眠れる寝室づくりも、大切なのは、室温、防音、空気質、そして光。
強い光は入眠を妨げたり、逆に目がさえてしまうことも。
夜、眠る前は寝室の光はやわらかいものにし、徐々に暗くしていくようにすると眠りやすくなります。
まとめ
勉強や仕事がはかどる集中力の高まるお部屋づくりには
1、こまめな換気で空気をキレイに保つ
2、落ち着く香りのただようお部屋に
3、静かなお部屋で集中力アップ
4、机は窓の見えるところに置く
5、快適な25℃くらいの室温を保つ
6、よく眠れる寝室でぐっすり睡眠をとれるようにする
ぜひ、ご参考にしてくださるとうれしいです~
集中力アップで、毎日の勉強やお仕事がはかどりますように。
本日は以上です。
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