忙しくても、やりたいことがあったら時間は自分で作るべき。
先日、とてもありがたいことに現場見学のお声掛けをいただきまして、愛媛県まで行って来ました。
貴重な時間を頂いて、家づくりの現場見学。
— 中川義仁 棟梁 枚方の中川忠工務店 (@Nakatyuu1203) 2019年4月8日
どこでも良いのではなく、どうしても若手大工と訪れたかった家づくりの現場。
時間を敢えて作り、様々な現場を見て、いろんな刺激を受けてほしい。
自分だけのやり方にとどまることなく、視野を広げてもらえたら。#家づくり #あたたかい家 #大工
あたたかい家を建てたい、中川忠工務店の中川義仁です。
現場見学といっても、どこでも良いというわけではありません。
弊社も賛助会員になっている、パッシブハウスジャパンの同じ会員さんである、アーキテクト工房pureさんの現場です。
アーキテクト工房pureさんは、いち早くパッシブハウスの家づくりを採用され、パッシブハウスの認定を取得された家も建築されています。
【松山パッシブハウス アーキテクト工房pureさん建築】
【大間の家(松前パッシブハウス) アーキテクト工房pureさん建築】
◎パッシブハウスとは?
厳しい燃費の基準を乗り越えた家のこと。
断熱材や高性能な窓、熱ロスの少ない換気システムなどを駆使して、寒さや暑さを我慢しない。
快適さを生み出す家。
自然のチカラを最大限利用し、少ないエネルギーで快適な暮らし。
日本の気候風土を利用した燃費の基準を、パッシブハウスは示します。
(パッシブハウスジャパンHPから引用)
遅れている日本の住宅性能ですが、そのせいで家の寒さや暑さ、そこからくる体調不良に悩まされている方が多くいらっしゃいます。
その現実を目の当たりにし、中川忠工務店も、関西の住宅性能を上げるべく、一定の性能以上の家づくりを行うようにしています。
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家の性能を上げるには。
適切な、断熱性・気密性、そして換気システム。
特に、断熱気密施工は、大工の施工のチカラが物を言います。
つまり大工が適切な断熱気密施工をすることで、その家に住むご家族様が、もっと快適に居心地良く、健康的に暮らせるお手伝いができるというわけです。
家の性能は、家をお引渡しした後のご家族様の暮らしの快適性にあらわれます。
パッシブハウスは、その省エネ性、断熱性、気密性は世界でトップレベル。
その特性をいかし、日本では日本の四季や気候に合わせたパッシブハウス建築が行われています。
パッシブハウスの基準は、世界の省エネルギー基準の中でも最も厳しいといわれています。
基準を満たすためには、窓や断熱材、換気システム、断熱気密の施工技術力、熱損失やエネルギー計算など、大変高いレベルの設計及び施工が求められます。
アーキテクト工房pureさんは、そんな高性能で快適な家づくりを既に多く行っておられます。
アーキテクト工房pureの高岡社長は、
「一定の性能水準以上の家しか建てない」
「住む人の健康を害する建材は使わない」
という強い信念の元家づくりをされており、私も大変勉強させていただいております。
そして今回高岡社長のご好意で、現在建築中の現場を見せていただくことが実現したというわけです。
私はこの高性能な住宅の家づくりの生の現場を、弊社の若い大工たちに見せたいと強く思っておりました。
弾丸スケジュールではありましたが、一路愛媛県へ。
まずは、アーキテクト工房pureさんの事務所へ。
この事務所も、パッシブハウス認定を受けた建物。
【パッシブハウス認定の建物】
いつきても、その心地良さと快適な室温に感動すら覚えます。
【肌寒い春の日でも、心地の良い室温の高岡社長の事務所】
◎パッシブハウス認定とは
ドイツパッシブハウス研究所が性能基準の審査を行い、性能基準を満たしているとパッシブハウスとして認定されます。
つまり、世界レベルの省エネ性能を満たす建築物であるとの証です。
冬もあったかくて、夏は涼しい。
— 緒方ゆうこ 枚方の中川忠工務店で綺麗を作る家づくりサポート (@ogata_nakachu) 2019年4月8日
そんな心地良い家づくりのために大切な、家の性能。
高性能な家づくりのために、今日は愛媛まで現場見学に(^^)
まずは、松山市にあるアーキテクト工房ピュアさんの所へ。
いつ来ても、事務所の心地良さに感動します。#家づくり #あたたかい家 #パッシブハウス pic.twitter.com/AfuSsJoxSF
高岡社長にご挨拶をさせていただき。
いざ、現場へ。
現在、建築中の現場を見せていただきました。
【現場見学】
大変ありがたいことに、現場監督や大工の棟梁にお話を聞かせていただくことも。
【現場見学】
若い大工たちにはこのような機会を設けないと、どうしても日々自分たちの現場しか経験することができません。
無理にでも時間を作り素晴らしい現場をたくさん見ることで、これからの家づくりにいかせることを何か少しでも掴んでくれたらと願っています。
今のやり方で満足することなく。
この完成した家に住むご家族様が、もっと心地良く、もっと快適に、もっと長く住んでいただけるためにはどうしたら良いのか。
素晴らしい現場を見させていただくことで、これからの家づくりにいかしてほしいと思っています。
現場が忙しくても、学ぶ時間を取ることは非常に重要だと考えています。
いつも回りを見渡す広い視野を持つことで、もっとよい家づくりができるように。
これからも大工チーム一丸となって頑張って参ります!
本日は以上です。
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