◎クローゼット(CL)とウォーキングクローゼット(WCL)の違いとは?
春といえば衣替えの季節ですね~
中川忠工務店の緒方です。
整理収納が上手な方、苦手な方、様々だと思います~
私も整理収納は得意ではありません、、、が!
整理収納アドバイザーの資格を取得し勉強した内容をいかして、スッキリと使いやすく整理収納ができるように日々心がけています。
忙しい毎日の中で、整理収納がきちんと出来ていると、物も散らかりにくいし探し物の時間も減る。
ストレス軽減にもつながるので、整理収納ってとても大切だと思っています。
家づくりにおいても、整理収納しやすい空間にすることって家での暮らしを快適にする一つの大きなポイント。
注文住宅は、住む方のお好みで使い勝手良く収納を作れることが大きなメリットの一つ♪
その中で、クローゼットとウォークインクローゼットってどちらが使いやすいのか?
よくご質問をいただきますので、私なりにその違いをまとめてみたいと思います~。
1.クローゼット(CL)とは
【クローゼット (“ご夫婦ふたりで暮らす住みやすいおうち” より】
衣類を仕舞うための収納。
奥行きは一般的には50センチ~60センチで、衣類の幅に合わせて作られています。
棚があったり、ハンガーパイプが取り付けられています。
注文住宅でしたら、クローゼットの大きさや中の仕様は使う方の好みに合わせてカスタマイズできます。
2、ウォークインクローゼット(WCL)とは
【ウォークインクローゼット “ライフスタイルの変化に応じた大規模リフォーム”より】
人が入れるサイズのクローゼットのこと。
レイアウトは、L型やI型、通路を挟んで左右に収納スペースがある二列型、奥の部分にハンガーパイプを回すコの字型など、さまざま。
レイアウトにあわせて、棚やハンガーパイプなどを設置。
ちなみに、ウォーキングクローゼットの中でも、出入り口を2ヶ所設けて通り抜けができるようにしているタイプを、ウォークスルークローゼットといいます。
◎クローゼットの特長
クローゼットの特長は、なんといってもデッドスペースがないこと。
ウォーキングクローゼットは、人が通るスペースが必要になるので見方によってはそのスペースが余分になってしまいます。
クローゼットの場合は、そういったスペースがないので無駄な空間がありません。
間取りをとることなく、効率よく収納スペースが確保できるのが大きなメリットといえます。
収納量を多くするためには、壁面にクローゼットを多めに確保するつくりにすると、収納場所を多く取ることも可能。
また整理収納がちょっと苦手という方には、シンプルなクローゼットは使い勝手が良いかもしれません。
物を収納する量を守り、決めた場所に収納するルールを守ることで、物がしまいやすく、かつ、取り出しやすくなります。
ただし、クローゼットは寝室や部屋に備え付けられますから、物があふれてしまったりすると部屋がごちゃごちゃしてしまうかもしれません?!
◎ウォーキングクローゼットの特長
ウォーキングクローゼットは収納がひとつの空間になっているため、ファッションアイテムを管理しやすいのが大きな特徴です。
収納の配置を工夫すれば、衣類やバッグ、帽子やアクセサリーを見渡せるように作ることも可能。
中で着替えることも出来ますので、出かける際にそこですべてを準備することができれば、支度時間の無駄を省くこともできます。
扉がついているウォーキングクローゼットは、まるで独立した小部屋。
物の整理が終わってなくって人に見られたくない状態でも、扉をしめてしまえば部屋からは見えないのがいいですね~
また充分な広さが確保できれば、オシャレ好きな方には、自分のファッションアイテムをまとめる大好きな空間になることでしょう~
季節ごとの衣服の置き場を決めておくと、衣替えの手間が省けることも。
大型の物を収納できるスペースを作れば、キャリーケースや場所を取りそうな趣味のグッズ(ゴルフバッグ、スキーやスノーボードなど)も仕舞うことができます。
ただし整理収納ができていないと、物がたくさん収納できる分ごちゃごちゃした空間になってしまうことも?!
クローゼットと同じように、物を収納する適正な量を守り、決めた場所に毎回戻すことで、物があふれたり、物が迷子になることを防ぎましょう~
まとめ
クローゼット(CL)
・シンプルなので整理収納がちょっと苦手な方にも使いやすい
・余分なスペースがないので、おうちに広さが取りにくい場合にもオススメ
ウォーキングクローゼット(WCL)
・ファッションアイテムを一同に収納できる、まさに自分のオシャレ小部屋ができる
・大きな趣味のグッズや、キャリーケースなども収納できる
・部屋がゴチャゴチャしてしまうことを防ぐことが可能
・工夫次第で、衣替えがいらなくなる
・身支度をWCLですませることができ、支度の時短につながる
・
収納したい物の量や、何を収納したいのか。
使う頻度や好きなものって人それぞれです。
洋服が大好きなら、服が取り出しやすく、管理しつつ収納しやすいように。
洋服を畳むのが苦手なら、できるかぎりハンガーにつるして収納できるように。
趣味の物が多かったら、趣味の物が好きなように収納できる空間に。
など。
どんな収納が良いかは、その人次第。
収納スペースの作り方は、住まわれる方の「好きなように」するのが一番だと思います。
◎収納する物の量を決める(収納スペースに対して8割の物の量が、ぎゅうぎゅうになりすぎず、使いやすくてオススメ)
◎仕舞う物の住所を決める(どこに仕舞うか)。
この2点の基本ルールを守ることで、収納はすごく使いやすくなると思います。
生活していると、自然と物って増えていきます。
物があふれると、収納するのも大変、探すのも大変、時間が取られるだけじゃなく、ストレスに感じることも。
何かひとつ買ったら、ひとつ減らす意識で、モノの管理もできるようになるといいですね~
書いている私も!
もっと生活しやすく整理収納できるように心がけたいです~
SATCのキャリーのクローゼットに憧れている緒方がお届けしました♩
本日は以上です!
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