いよいよ8月。酷暑の夏ですね~
中川忠工務店の中川義仁です。
今年は近畿地方最も遅い梅雨入りに加え、7月は雨が多かったせいか昨年ほどの暑さは感じられず(昨年は本当に暑かった)
しかし、やはり真夏。連日、猛暑が続いております枚方です~
最近の暑さは命を落とす危険性もあるうえに、老若男女問わず誰でも熱中症になってしまうリスクがあります。
それがたとえ、室内にいても、です。
私たち大工は、屋外であったり空調の無い屋内で作業することの多いので、さらに注意が必要です。
そこで、今年はついに中川忠工務店でも空調服を導入しました↓
【空調服 電池内蔵でファンが動き、涼しい】
昨年辺りから現場でもチラホラ見かけていた、この空調服。
どうなんかなぁと思いながらも着てみると、涼しい~!
私たち大工は、長袖タイプの空調服だとどうしても施工の時に袖が邪魔になることがあります。ですから、このような半袖タイプは動きやすくてとても助かります^_^
これは手放せなくなります〜おススメです!
◎実際に来てみた感じはコチラの動画をご参照ください↓^^
噂に聞いていた #空調服 !
— 緒方ゆうこ 枚方の中川忠工務店で綺麗を作る家づくりサポート (@ogata_nakachu) July 16, 2019
うちも #熱中症対策 に取り入れてます〜
モーターがゴーゴー音がすごいけど。
結構涼しいみたい(^^)
今の夏の暑さは、外や冷房のない場所での作業には体に堪えます。
身体を守るためにも、こんなすごい服を発明してくれた方に感謝〜
枚方、午後もかなり暑くなりそうです pic.twitter.com/ZgNZcgszTI
酷暑でひしひし感じる、家の断熱・気密・換気施工の重要性
さて。
このように、季節が厳しくなってくるとやはり気になるのが家のこと。
この暑さで、家の中が暑い、冷房がなかなか効かない、家に帰ると家の中がむっと暑くて不快、夜寝室が暑くて寝苦しい、真夏は冷房費がかさむので困る、など。こういったお悩みをお持ちの方が多いのではないでしょうか。
特に気を付けていただきたいのは、体力が落ちやすい高齢の方や小さなお子様がいるご家庭。
室内で過ごす時間が長いからこそ、家の中を涼しく保つことは非常に大切なコトです。
無断熱のおうちの温度に驚愕
先日、ほぼ無断熱のおうちの家の温度状態をサーモカメラで調べてみました。
【屋根裏の気温 なんと41.5℃】
【家の表面温度 なんと42.6℃】
どちらも15時ごろ計測。
暑い日差しが照りつけて、家の中は冷房をつけないと蒸し風呂状態。
こちらのお宅は、恐らく築50年以上は経過していると見られ、ほぼ無断熱。
どうして無断熱かというと、昔は断熱材の施工は義務付けられていなかったんです。
日本の断熱施工の歴史は浅く、歩みはとても遅い
家の建築に断熱材が使われ始めた歴史は実はまだ浅く、1970年代あたりからと言われています。
国がようやく住宅の断熱性能基準「省エネ基準」を定めたのが昭和55年頃。
それから、平成4年基準、平成11年基準、平成25年基準、ゼロエネルギーハウス基準と徐々に進化。
平成15年には、気密性を高める重要性から、シックハウス対策のために24時間換気システムの設置を義務化。
【断熱性能の変遷 断熱材の厚みの違いにご注目ください】
とはいえ、2020年の次世代省エネ基準の適合義務化は延期され。
まだまだ日本の建築基準法における住宅の省エネ基準は、レベルが低いと思わざるを得ない状況です。
だからこそ、これから家を建てる方には、省エネ性能の高い家づくりで、酷暑の夏も少ない冷房費で家中涼しく過ごせるような住環境をご提供したいと強く思います。
住む人が家の暑さや寒さ、月々かかる光熱費の負担で困ることの無いように。
何より、一年中春のような心地よさで過ごせる家づくりを大切にしています。
気温がぐんぐん上がってうだるように暑くなればなるほど、その決意を強固にしていきます(笑)
地球温暖化の影響か、まだまだ日本の夏は年々暑くなりそうです。
現在家の暑さでお困りの方におススメな“性能改善リフォーム”
そして。冒頭にご紹介したような、現在無断熱であるおうちのお住まいの方へ。
暑い夏や寒い冬は、毎年必ずやってきます。
そして、暑すぎる気温や寒すぎる気温、家の中で起きる寒暖差は私たちの健康を蝕みます。
だからこそ、おススメしたいのが性能改善リフォーム。
無断熱のおうちを、断熱材を入れなおし(または、きちんと入れて)、熱損失の大きい窓の断熱性を高め、気密施工で家の無駄なスキマをなくし、換気施工で家の中の空気をキレイにかつ心地よく循環させること。
住宅の性能を改善することで、家はもっと住みやすくなります。
またコストを削減するために、主に生活する空間のみをリフォームすることも可能です。
たとえば、家で過ごすことの多い高齢のご家族様のために。
寝室から廊下、トイレ、浴室をひとつのゾーンとして性能改善リフォームする。
ポイントは、普段行き来する空間の中での室温の寒暖差をなくすこと。
あたたかい場所から寒いところへ移動する行為は、心筋梗塞や脳梗塞などの発症リスクを高めてしまう非常に危険なこと(ヒートショック)。
だからこそ室温の温度ムラのない家づくりで、健康にやさしい住まいにすること。
いろいろな方法がありますから、ご興味がおありの方はぜひご相談ください。
うだるような暑さの毎日に、「家の中を涼しく保つ」大切さを感じる毎日です。
ご参考にして頂けますと嬉しいです。
8月の猛暑を、元気に乗り切りましょう!
本日は以上です。
【愛犬花火も、土間がひんやり気持ち良いみたいです(笑)
どこにいるかわかりますか?笑】
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