いよいよ大阪も今週からぐっと冷え込んできそうです。
中川忠工務店の中川義仁です。
寒い冬こそ分かる、高断熱高気密住宅の快適な住み心地
寒くなってくると、ますます住宅性能の重要性を感じます。
外が冷え込んでも、家の中は冷えない住まい。
温熱環境が適切に整う家での暮らしは、身体が心地良く快適なだけでなく、心も穏やかにします。
寒い、暑いのストレスがなくなることは、想像以上に私たちの体を健やかにしてくれます。
【高断熱高気密NAKACHUの家 リアルは冬の住み心地の感想はコチラ】
「もっと住環境を快適に、住まい手の方に喜んでもらえる家づくりがしたい!」と心から思い、
住宅性能向上に努めています。
高断熱高気密住宅の家づくりを手がけ、今年はパッシブハウス認定申請中の物件の建築も行いました。
そして、弊社2棟目のパッシブハウス認定取得を目指す物件の建築【星丘の家】を進めています。
先日は、高性能住宅づくりに欠かせない、「気密施工がきちんと行えているか?」の確認、気密測定を行いました。
今までで最も最高に良い数値の出た、気密測定
気密測定は、部屋内から行う減圧法と、
【気密測定 減圧法】
外部から行う加圧法、の2種類行います。
【気密測定 加圧法】
最初は減圧法から。
測定開始直後、なんと、部屋の中のスキマが無さ過ぎて測定不能に。
敢えて、5センチ×5センチの開口部を設け、測定しました。
【5センチ×5センチの穴】
結果、気密測定を始めてから今まででイチバン良い数値が出ました!
この数値は、100軒以上気密測定を行っている業者の方からも、
「今までで最高に良い数値です!」という嬉しいお言葉をいただきました。
【気密測定結果 四捨五入してC値0.1】
気密測定は、お施主様・ご家族様にもお立会いいただき、良い数値が出て大変お喜びいただきました。
家の中に無駄なスキマの無い超高気密であることは、宅内の温熱環境を快適に整えることにも、空調・換気を計画通りに行えるようにするためにも重要なことだと考えています。
経験を重ねるごとに、
「どのように施工したらより気密性が良くなるか」を理解し、コツをつかみ、実際に施工して、こうやって数値として結果が出て、自分が行ってる気密施工の確信と自信につながっています。
もちろん、気密が良ければそれですべ良し、ではありません。
超高気密の空間を、気密の良さのメリットを最大限にいかせるよう、これからも綿密な施工計画のうえ、丁寧に施工していきます。
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