緒方ゆうこ 自己紹介へ

胆嚢摘出手術が終わり、退院も決まりました~

胆嚢摘出手術を無事に終えました、中川忠工務店の緒方です。
今は術後の痛みもかなり軽減されてきて、退院する日も決まりました~

 


【病院から見える景色。この風景を眺めるのもあとわずか】

今日は、そんな胆嚢摘出手術について書きたいと思います~
ご興味がある方はご覧くださいね♪

その前におさらい
1、急性胆嚢炎と判明するまでのお話
2、緊急入院から手術が決まるまでのお話

胆嚢摘出手術が決まるまで

前のブログでも少し触れたんですが。
急性胆嚢炎を発症した場合、発症から4日以内位の即手術が推奨されているそうです。

しかし、私は発症したのが週末。
しかも急性胆嚢炎とわかるまでに既に2日経っており、また入院した日が日曜日だったので外科の診察を受けることが出来ず。
そのまま内科治療がスタートしました。

当初の話では、炎症が落ち着いたら一旦退院。
一か月後位に再入院して手術しましょう、という話でした。

しかし、いざ外科の先生に診てもらうと。
炎症が酷いうえに治まっておらず。
胆嚢の腫れも入院時と比べてほとんど引いていないため、緊急手術が決定しました。
「どうせ手術は決まっていたんだから、即手術してもらえるならその方がいい」
家族も、私もそう思いました。

とはいえ、いざ手術となると様々な手術のリスクの話をされます。
手術することによるリスク、全身麻酔のリスク。
ほんの何%のリスクの話だとはいえ、そういった危険性があるにはある。
はじめて胆石が見つかった時、すぐに石を除去する手術の話にならなかったのは、やっぱり手術にはリスクがつきものだから。
手術はしないに越したことはないんですね~

うっすらと忍び寄る手術への恐怖(笑)でも腹くくるしかない(泣)
有難いことに今は医療が進歩していて、お腹を開く開腹手術ではなく、腹腔鏡手術といってお腹に小さな穴を数か所開けるだけで手術ができるとのこと。
腹腔鏡手術は、術後の回復も早いし、何といっても小さな傷跡で済むのが嬉しい。
先生「しかし、どうしてもの時は開腹手術に切り替えますけど」
私「・・・・はい。」
先生も、実際に手術をしてみないとわからない部分が多いのだとか。
(結局、腹腔鏡手術で済みました^^)

いざ、手術~

そして迎えた手術当日。
手術予定時刻は大幅に遅れて、2時間遅れでスタート。
胆嚢摘出手術時間は、大抵1~2時間だそうですが、私の場合炎症が酷かったので2~3時間になるとのこと。

もちろん私は全身麻酔で寝ていただけなのでまったく記憶にありません。
あとで聞くと、麻酔導入に30分、手術に2時間、麻酔から覚めるのに30分の、トータル3時間程だったそうです。

さあ手術がはじまりますよ~
麻酔薬を点滴されて、あっという間に意識を失いました。
「次、目がちゃんと覚めますように」と、最後まで余計な心配するチキンな私(笑)

そして手術終了。次に目覚めた瞬間が地獄(泣)
全身麻酔は覚めるときがしんどいよ
そう知人から聞かされてましたが、まさにその通り!

目覚めた瞬間、かなりの息苦しさとお腹の傷みと、動かない身体で軽いパニックに。
麻酔が冷めきっていないと肺が上手く動かないのか?とにかく苦しい。
酸素マスクが、余計に息苦しさを助長させている感じ。(でも高濃度の酸素を吸わないといけないみたいで取り外せない)

また、手術中は気道を確保するために、喉に管を入れられていたためうまく声が出せない。
酸素マスクが取れるまでの2時間程は、とにかく辛かったのを覚えてます(もう二度と手術なんて受けたくない(笑))

術後すぐに家族が傍に来てくれたけど、あまりの息苦しさで私はそれどころじゃない(笑)
はぁはぁ苦しい私の横で、主治医の先生と家族の会話が聞こえてくる。
手術は無事に成功してますよ~開腹せずに済みましたよ~と言う先生に、うちの家族が言った言葉は、
家族「先生、胆嚢見せてください!」
主治医の先生「いいですよ」

みんなで私の身体から取り出された胆嚢を見てきたそうです(笑)
私もあとで写真で見せてもらいましたが、あまりにもグロテスクなのでブログに添付するのは控えておきます(笑)
そして私を苦しめた胆石も、家族の要望で先生から頂いて持ち帰ることに。
こちらもあとで見せてもらいましたが、なんと、私の胆嚢に、直径1.5センチくらいの胆石が13個も入ってました~
家族「記念に飾っとく~♩」だそうです(笑)
(私の胆石を教訓に、脂肪分の多い食事は控えなきゃですね)

ちなみに。
胆石のでき方もひとそれぞれで、小さな胆石がたくさんできるタイプ、大きな胆石が数個のみできるタイプとか。
ホントに様々なんだそう。
体内でこんな石ができちゃうのが、ホントに不思議だな~と思います。

強烈に痛かった術後

そして。
術後はとにかく痛みとの闘い。
小さな傷とはいえ、お腹を切って臓器取り出してますから(笑)もう、何をしても痛い。
体を起こすこときも、寝返り打つときも、歩くときも、結構身体を動かすときって、いつでもお腹って力が入ってるんだな~ってひしひし感じました。

笑ったり、咳をしたり、しゃっくりしたりするのもお腹に響くので、今は出来る限りしないようにしています(笑)

しかし、術後とはいえ、体を動かすことは大切なんだとか。
身体をきちんと動かしておかないと、腸閉塞などの合併症のリスクが高まってしまうそうです。

最悪の場合、再手術や鼻から管を通される?!こともあるそうで。
傷み止めを使用してでも、体をちゃんと動かした方が良いそうです。そうすると傷の治りも早いらしい
(昔は術後は寝たきりだったので、合併症になる方が多かったそうです。)

再手術なんてとんでもない。
そう思った私は、とにかく積極的に院内を歩くようにしました。
階段の昇り降りができるようになると、ひたすら階段を上ったり下りたり。
おかげで、ふくらはぎの筋肉が悲鳴を上げています(笑)

あとは痛みさえ取れれば、日常生活が支障なく送れるようになるそうです。

最後に

思えば、痛みでつらかったとはいえ、入院生活は今までの私にとってはとても贅沢なものでした。
ゆっくり体を休められるし、食事は何をしなくても運んできてもらえる(笑)
家族が持ち帰って洗濯をしてくれたり。ゆったりする時間を過ごせたり。大好きな本も読めたり。

ずっと外に出ずに病院にいると、今日が何日で、今何時でって、そういった時間感覚がすごく鈍くなります。
なんだか世間から取り残されているように感じることも(笑)

そんな中、会社では私がいない分他のスタッフがサポートしてくれたり。
家族がいつもお見舞いに来て、身のまわりのお世話をしてくれたり。
SNSを通じて、いろんな方にお見舞いの言葉や励ましの言葉をいただいたり。
看護師さんがいつも優しく介抱してくださったり。
そして、急性胆嚢炎を見つけてくれた先生、手術をしてくださった先生、本当に多くの方に感謝の気持ちでいっぱいです。

病気って。
そりゃあならないに越したことはありません。
病気になって良かったとは思わないけれど。
今回の入院や手術から気付いたり、学んだことがたくさんあります。

実際に手術を受けたからこそわかる痛み、つらさがあります。
だからこそ、この経験をこれからの暮らしや家づくりにもいかしていきたいと思っています。

まだ完全復活とまではいきませんが、少しゆっくりして、また頑張ります!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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