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斜面の崩れや土砂の流入を防ぐ、擁壁工事

2020/07/31(金) NAKACHUの家づくり

高気密高断熱住宅の香里の家、擁壁工事を行っています。
大阪・枚方で高気密高断熱の家づくりを行う、中川忠工務店の中川義仁です。


【擁壁工事 開始】

擁壁は、土地の斜面が崩れたり、土砂の流入を防ぐために設けられる壁のことを言います。 

高低差のある土地では、高い方の土地に建てられる建物の荷重や、地震、豪雨、台風などの自然災害の発生により、斜面が崩れる恐れがあるため斜面を安定させるための施工が必要になります。

その斜面の崩れや土砂の流入を抑制するために、鉄筋コンクリートやコンクリートブロックなどで斜面を壁状に覆う工事が、擁壁工事です。

香里の家では、土地に高低差があり、この擁壁工事が必要になりました。



擁壁工事の費用と工期を考慮しましょう

擁壁工事は、その土地の状態や建てる建物によってどんな工事が必要になるかが変わってきます。

土砂の流入の危険性が高い土地では、強固である程度高さのある擁壁が必要になります。
また、地盤が軟弱な場合は、補強する施工も行わなければなりません。

必要な擁壁工事によって、施工金額は大きく変わります。
家の安全性はその家が建つ土地が安全であってこそ、耐震等の強度が高い家の安全性が十分に発揮できます。

また、擁壁工事を行う土地や擁壁工事の内容によっては、擁壁工事を行うことを事前に自治体へ申請することが必要になる場合があります。
申請を行う際は、擁壁工事の許可がおりるまでに申請から1か月ほどかかります。

つまり、通常の家づくりのスケジュールに約1か月長くみておく必要があります。


【重力式コンクリート擁壁の型枠を作っています】

まとめ


【鋼管でしっかり固定します】

擁壁が必要になると、擁壁工事の金額と、工事期間が通常の家づくりよりもかかります。

家を建てる土地をお探しの方は、擁壁工事のことも考慮に入れて土地探しをされることをおススメします。

 

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