青カビのチーズ、ブルーチーズが大好きな、中川忠工務店の緒方です。
あの、なんともいえないクセのある味が好きなんです~(笑)
【チーズ大好き~♩】
同じカビとはいえ、今の時期厄介なのが黒カビですね~
湿気を好む黒カビは、湿度が高く、かつ気温も高い今の時期は繁殖しやすいです。
◎黒カビが発生しやすい条件
・気温20℃以上
・湿度70%以上
・黒カビが好む養分(有機物質)や汚れがある
繁殖力もあるので、すごい勢いで繁殖していくことも。
また、黒カビの胞子は風にのって空気中を浮遊してしまいます。
浮遊しながら新たな汚れを見つけるとそこへ取りつき、更に繁殖を繰り返します。
黒カビを吸い込むと、喘息や鼻炎等のアレルギーを発症したり肺炎になるなどの健康被害が起きることも。
特に免疫力の低い、小さなお子様や高齢の方は注意が必要です。
気持ち悪いだけじゃなく、健康にも良くない黒カビ。
そこで、黒カビを発生させない対策や発生したときの対処法をまとめてみました。
【1】黒カビを発生させない対策
(1)こまめな掃除
【やっぱり掃除は大切~~~】
黒カビが好む条件は、温度と湿度と汚れ。
その中でも湿気と汚れが繁殖力を強めます。
つまり、こまめに水分を拭き取り、かつ、汚れを除去することで黒カビの発生の抑制につながります。
◎お掃除ポイント
・水拭きした後は、乾拭きすることで湿気をのこさないように。
・掃除の仕上げにアルコール消毒をすると菌を死滅させることができます。
・黒カビの繁殖しやすい浴室は、使用後お湯で浴室内をしっかり洗い流すこと
・エアコンの内部は黒カビが繁殖しなすいところ。こまめなお手入れを
(2)換気
湿気のこもりやすい場所は空気をこまめに通してあげること。
換気扇やエアコンの除湿機能を上手に活用して、余分な湿気がたまらないようにしましょう。
また、扇風機やサーキュレーターを利用して風の流れを作ってあげることもオススメ。
湿気を取ってあげるだけでもだいぶ違います。
◎換気ポイント
・浴室・・・使用後換気扇を回してしっかり換気すること
・洗濯機・・・使用後はフタをあけて換気すること
☆乾燥機能を使って洗濯槽内部を乾燥させることもオススメ・ふだんあまりあけない収納や部屋の換気をすること
・収納は物を詰め込み過ぎず、常に風通しができるようにしておくこと
☆収納の中にオススメな除湿剤。手作り重曹除湿剤についてはコチラ・タンスやソファ家具の裏にも風を通すこと
【2】黒カビが発生してしまったら
黒カビが発生してしまうと、なかなか取れないのが悩みどころ。
オススメは、カビキキラーパック。
【頑固な黒カビにカビキラーパック】
ティッシュペーパーにカビキラーを染み込ませて、パックするだけ。
なかなかふりかけるだけでは落ちない黒カビも、パックして時間をおくととれやすくなるのでオススメです~
ちなみに、カビキラーパックの実験結果はこちら↓
【カビキラーパック前(※閲覧注意)】
【カビキラーパック後】
(注)カビキラーは、よく換気された空間でご使用ください。
ゴム手袋を着用するなど手に付かないように注意して、カビキラーのご使用方法を守ってお使いくださいね~
◎カビが発生しやすい浴室などの目地。
あまりにしつこいカビが根強くついてしまったり、目地の傷みが激しくなってきたら。
目地の打ち直しをされることをオススメします~
【3】黒カビやお掃除のお悩みが多いタイル貼りの在来工法の浴室は、浴室リフォームがオススメ
タイルの目地はどうしても黒カビが発生しやすいところ。
タイル貼りのお風呂は目地が多いため、黒カビ対策も大変。
また、築年数が古かったり、在来工法の浴室だと無断熱に近い場合が多く、冬にお風呂が寒すぎるお悩みも。
黒カビ対策がしやすく、お掃除しやすいお風呂にリフォームするのもオススメ。
今は、デザイン性も機能性も充実したユニットバスがたくさん出ています。
冬のお風呂の寒さも軽減します♩
【BEFORE 在来工法のタイル貼りのお風呂 ほぼ無断熱でした】
【AFTER ユニットバス施工後。お手入れもしやしく、冬のあたたかくご入浴いただけます】
【BEFORE こちらもほぼ無断熱のお風呂。寒さと汚れがお悩みでした】
【AFTER 使いやすいユニットバスで、お掃除もしやすくゆっくりご入浴いただけます^^】
まとめ
黒カビ対策には、換気とこまめな掃除は欠かせません。
カビを発生させてしまうと、処理も大変になります。
できるかぎり毎日のお掃除習慣で黒カビを発生させないようにしましょう~
少しでもご参考になれば嬉しいです!
本日は以上です!
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