枚方市で、
ドイツ発祥の厳しい省エネ基準を満たすパッシブハウスをはじめ、
省エネでも快適な温熱環境で心地良い暮らしを実現する、
高断熱高気密の注文住宅新築工事を行う、中川忠工務店の緒方です。
今回は、母が罹患している悪性リンパ腫の闘病の話。
(止まらない咳の原因は、悪性リンパ腫だった
https://www.nakagawachu.com/co_diary/01ea404d121c0a9f9f79efd6be194bfa.html)
(悪性リンパ腫闘病記:食事編
https://www.nakagawachu.com/co_diary/a82853b2ac18fbd17e81f6622e519e04.html
(悪性リンパ腫闘病記:住居編
https://www.nakagawachu.com/co_diary/4e4b6137fa9eced4eba9e2fcf3468cb8.html)
(悪性リンパ腫闘病記:抗がん剤治療の現実
https://www.nakagawachu.com/co_diary/2fcbf5cefb2400a086789a3a240d7cee.html)
ご興味がある方のみ、読み進めてくださいね〜
(あくまでも医療知識の無い、私が見聞きして解釈した話であることをご了承ください)
治療を良い状態で受けられるように、糖尿病を治すこと
悪性リンパ腫の治療と並行して、母が行うべきこと。
それが、持病の“糖尿病の数値を良くすること”、でした。
元々母の糖尿病の数値はそこまで悪いものでは無かったらしいのですが、
高血糖であることは、悪性リンパ腫の治療を行う上でも免疫の働きが低下したり、感染症にかかりやすいなどのリスクが上がるそう。
気になって調べてみると、糖尿病だと、糖尿病では無い人と比べるとそもそも癌に掛かりやすいのだとか。
「普段から血糖値を良好に維持しておくことは、健康な毎日を過ごすためにも大切なこと」
ということで母の血糖値を正常で維持できるよう、厳しい食事制限が始まりました。
治療開始から一か月程入院して治療を受けていたので、
塩分や、カロリー、栄養などを計算して出される病院食を続けることで、母の血糖値の数値は格段に良くなりました。
一回目の入院の退院時には、既に糖尿病の薬を飲まなくても正常な血糖値を維持できるまでになっていた母。
気を付けなければならないのは、次に入院するまでの二週間程の自宅療養期間です。
【写真はイメージです】
食事を作るのは、栄養についての知識も何も無い素人の私。。。
医師に言われたのは、
「塩分控えめで、低脂質、だけど、しっかりとタンパク質は摂ってね」
ということでした。
それに加え、
免疫力が下がっている母が万が一でも食中毒や感染症を引き起こさないように、衛生面も気を配る必要があります。
とはいえ、あまり神経質には考え過ぎず、
とにかく薄味で、調味料はほぼ、使わないように。
脂の多いものに気を付けて、食事を作ることを心掛けました。
次の入院が始まる前日に、血液検査があります。
そのときの血液検査の結果で、血糖値が上がってないか塩分を摂り過ぎていないかがわかるので、
毎回、その検査は私もドキドキ。
私の料理の判定をされているようで(笑)
幸い、1回目の抗がん剤治療後、2回目抗がん剤治療後と、血液検査の結果は良好!
悪性リンパ腫の患者の中でも、優等生だと言っていただけました。
3回目も良い結果で、体調万全で4クール目の抗がん剤治療が受けられるように、私もサポートを頑張りたいと思います。
「何を食べるのか?」の重要性
この経験を通して感じたことは、
やはり日々の食事ってすごく大事だということ。
何を食べるかで、身体ってすごく変わるのだと実感します。
血糖値を良好で維持できるよう、
- 主食(ごはん)は少なめ(大体、大人のお茶碗の半分くらい)
- 味付けはかなりの薄味(一か月、塩分は7グラム以内だったかな?を徹底するように言われました)
- おかずの品数は増やしても、一品一品の量は多くならないように。
- 甘いお菓子類はもちろん禁止・・・(甘い物が大好きな母は辛いはず・・・)
- パンが好きな母ですが、パンなどの小麦製品も、ほぼNG。
- 外食はしない
- コンビニやスーパーなどのお惣菜は食べない
- インスタント食品は食べない
などを気を付けました。
【魅力的なパンも、ほとんど口にしていません】
とはいえ、食の楽しみも生きるうえでの大切なこと。
お医者さんにも確認をとって、ごくたまに、
- 和菓子を1個
- 好きなパンを4分の1位の量
- 果物は量を制限して食べる(例えばみかんなら1日1個まで)
上記のどれかを1日食べれる日を作ったりしました。
傍で見ていて、甘い物もパンもお菓子も果物も大好きで、今まで好きなように食べていた母なので、食事制限はとても辛いのではないかと思います。
実際に母に聞いてみると、最初の一か月の入院生活で食事の量も減り、薄味の食事ばかりしていたので、多少は慣れる、とのことでした。
そして、食事よりなにより、「悪性リンパ腫を治したい!」という気持ちが強く、そこまで食事制限は辛くないとのこと。
闘病から早3か月程経ちましたが、体重も10㎏位減りました。
実は私も甘い物好きで、母は制限しているのに、私はかなり食べ過ぎてるなあと日々反省しています(反省しても食べてしまう美味しい食べ物の誘惑ってすごい。そしてその誘惑に打ち勝つ母はすごい・・・)
でも、糖尿病になってしまっても、食生活を気を付けることで数値を良くすることもできるんだなあと実感しました。
私も母を見習って、糖をもう少し減らして、健康を維持できる食生活にしないと!と思っています。
母の抗がん剤治療も、もう少しで4クール目に入ります。
さて、その前の血液検査で自宅療養期間中の食生活がどうだったかの判定が出るので、それもドキドキです。
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