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ヒートショックを予防する家づくりのコツ

中山美穂さんがお亡くなりになったというニュースに衝撃を受けました。

中川忠工務店の中川義仁です。

まだ54歳というお若さ・・・。

そして、気になったのが、死因がヒートショックによる病死や溺死の可能性があるということです。

病院

ヒートショックとは

ヒートショックは、急激な温度変化を体が感じることで、血圧が大きく変動。

それによって、心筋梗塞や脳卒中などの重篤な病を引き起こすことをいいます。

ヒートショックによって失神や不整脈が起き、入浴中の溺死の原因となるなど、非常に怖いものです。

体温は、上昇すると血管が広がり血圧が低下。

逆に下がると血管は縮まり、血圧は上昇します。

このような血圧の激しい変動が生じると、心臓にも脳にも大きな負担がかかってしまいます。

つまり、急激な温度差を感じない生活を送ることが体にやさしい状態を維持できるということです。

高断熱高気密住宅【冬季も暖かな温熱環境を保つ、高断熱高気密住宅】

ヒートショックによる死者数

ヒートショックによる死者数は、とても多くて、

全国で年間、約1万7千人と推計されています。

これは、交通事故による死者数よりも多い人数。

ちなみに、熱中症による死者数は、およそ年間平均492人。

熱中症よりも、ヒートショックを原因としてお亡くなりになった方の数が、残念ながらはるかに多いんですね。

また、命は助かったとしても、脳卒中や脳梗塞など、重い後遺症が残る病の原因ともなりますから、

これからどんどん寒くなる冬場は、ヒートショックの発生に十分気を付けないといけません。

パッシブハウス
【一年中快適な温熱環境を保つ、パッシブハウス】

ヒートショックを予防する家づくり

もう何年も前に、ヒートショックの危険性を知り、

中川忠工務店では、家の中を一定の快適な温度に保てるような、高断熱高気密の家づくりを行っています。

高断熱高気密住宅
【冬は暖かな日差しを積極的に取り入れ、あたたかな家づくりを行っています】

ヒートショックを予防する住環境にするためには、
家の中で急激な温度差をつくらないようにすること」が大切なんです。

暖房の効いている部屋と、無暖房の部屋との温度差が激しい日本の住まい

今までの日本の住宅は局所暖房で、
暖房を付けている部屋は暖かいけれど、
無暖房の廊下や浴室、トイレなどに行くと、寒さを感じる住まいが多くあります。

この家の中の温度ムラが、ヒートショックの原因となるのです。

ですから、断熱性の高い家づくりを行うことで、家の中の寒暖差をなくし、

血管の急激な収縮な拡張、血圧の乱降下を回避し、

ヒートショックのリスクを下げます。

高断熱高気密の家づくりは、夏は熱中症の発症予防にもつながります。

パッシブハウス【パッシブハウスの住み心地をお伺いした時には、家中どこにいっても暖かな住環境がとても心地よいと、お喜びのお声を頂戴しました】

既存住宅のヒートショック対策は

今お住まいのおうちで家の中に寒暖差を生じる場合は、オススメは高断熱リフォーム

内窓
【冷気の流入しやすい窓回りは、断熱性を高める内窓の設置もおススメ】

毎年来る寒い冬や暑い夏に備え、外気温の影響を受けにくい住環境をつくるようにします。

パッシブハウス
【リノベーションでもパッシブハウスが作れます!西宮の家】

今すぐできるヒートショック対策

ヒートショックが最も起きやすい入浴時には、

  • 入浴前に、脱衣室を暖房器具でよく暖める
  • 入浴時、お風呂はシャワーなどで十分暖め、急に熱いお湯には入らない

夜中のトイレもヒートショックを起こしやすくなりますので、

  • トイレにも暖房器具を設置する

などの対策が有効です。

特にヒートショックを起こしやすい高齢者の方は注意が必要です。

寒さは我慢せず、適切に暖房を使いたいですね。

お風呂
【特に浴室は暖かく保ちましょう~】

年末年始にかけて気温も低下していき、いよいよ冬本暖に突入していきます。

元気で来年を迎えられるよう、そして、寒い冬も健康で過ごせますように、

今一度お住まいの寒さ対策を行ってみてくださいね。

悲しい事故がこれ以上起きることが無いよう、心から願います。

 

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