築60年以上の民家のリフォーム!住み心地を良くするために、しっかり断熱リフォームします!
こんにちは!冬でもぽかぽかで過ごせる家作り。枚方にある中川忠工務店、窓の伝道師、中川義仁です。
築60年以上経っている民家の改装工事が順調に進んでいます。
今回のリフォームのポイントは、
- 60年前の家の仕様を、使いやすくかつ現代風にする
- 冬は寒さが悩みのタイル貼りのお風呂を、あたたかく使いやすいユニットバスにする
- 無断熱に近い状態の家を、冬でもあたたかく夏は涼しく過ごせるように、断熱改修を行う
- 単体キッチンから、より使いやすいシステムキッチンにする
特に私が力を入れたかったのが、「断熱」。
今年の春には新しいご家族が誕生するS様。
赤ちゃんと、ご家族様がより過ごしやすい家になるように。
特に子供さんが長く過ごすであろう、寝室。そして、家族が集うダイニングキッチンも、居心地よくお過ごしいただけるように断熱改修を行います。
今日は、そのリフォームの様子を少しですがご紹介します。
床板や床の骨組みが腐食していないかを調査することが重要
解体
リフォームの流れとしては、まずは解体工事。
床板・床の骨組みの状態の調査
築年数を考慮し、床板、床の骨組みの状態を慎重にチェックします。
床板や床の骨組みは、補強して使えるのか、取り外して新しく作り直した方がいいのかの判断が重要になります。
今回は築年数が相当年数経過していたのと、床の状態も良くなかったので、すべて取り払い新しくします。
*ここで注意していただきたいこと!
リフォームのコストを抑えるために、床下地の状態が悪い場合のにもかかわらず、床板や骨組みを取り外さずそのまま新しい床板を貼るのは絶対にやめること!
床の状態が悪いのにいくら上から新しい床板を張ったとしても、いずれは床が傾いてきます。
また床鳴りの原因にもなりますので、ご注意ください。
今回は、床板、床の骨組みをすべて撤去します。
床板・床の骨組みの撤去
古い材料を取り外し、新しくしていきます。
もちろん、耐震性に不安があるとことは随時補強していきます。
高性能な断熱材を床に入れる
大引を入れて、部屋の断熱性をあげるために、高性能な断熱材をスキマなく施工していきます。
断熱材施工後は、下地合板を張ります。
この上に、床板を張っていきます。
こんな感じでリフォーム工事が始まっています。
リフォームは解体後、目に見えない思わぬ費用が発生することも
今回のリフォームのような築年数が相当年数経っている家は、解体前にはわからなかった目に見えない部分の思わぬ費用が発生することもあります。
たとえば、
- シロアリの被害が発生していて、家の内部が腐食していた
- 気付かぬうちに水が漏れていて、家の内部が腐食していた
- 内部結露が発生していて、黒カビ【腐朽菌】が発生し、家の木を腐らせていた
などです。
家の内部の損傷は、どうしても解体する前の表面を見ているだけではわかりません。
そのため、思わぬ費用が発生することもありますのでご注意ください。
内容にもよりますが、築年数が相当年数経過している大規模リフォーム時は、予算を少し多めにみておくことをオススメします。
住み心地の良い家になるように、まだまだリフォーム工事は進んでいきます!
また、リフォームの様子を随時お伝えできればと思います!
本日は以上です!
◎冬でもぽっかぽかで過ごせる家作り。
自然素材をいかし、安心・安全な家を建てます。
また、今寒い家をあたたかくする断熱リフォームも得意。
株式会社中川忠工務店
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