いつまでも元気で活動的に長生きするには?
こんにちは!冬でもぽかぽかで過ごせる家作り。枚方にある中川忠工務店、窓の伝道師、中川義仁です。
一気に春の陽気のあたたかさだった先週と打って変わって、今週は冬が戻ってきたような寒さ。
四季がある日本では、この季節の変わり目の天候はどうしても天気が不安定になりがちですね。
三寒四温という言葉があるように、寒さとあたたかさを繰り返しながら、本格的な春がやってきそうです。
とはいえ、この気温差が年々激しくなっているようにも感じます。
深刻な地球温暖化の影響なのか、日本でも暴風、真冬の異常な積雪、真夏の暑さ、集中豪雨や猛烈な台風の到来など、昨今の異常気象は本当に気を付けなければならない点です。
そして。
「寒さ」
は、本当に身体にこたえるな~、と感じるのが正直なところ。
あたたかい日が続いていた分、冬に戻ったような寒さは身にしみます。
いつからか、寒さが苦手になりました。
若い頃はそこまで気にならなかったひやっとする寒さが、体に負担をかけています。
この、ひやっとする寒さ、実は私たちの身体に大きな影響を与えます。
根性で寒さを我慢する、というのは非常に危険なコトといえます。
この寒さで一番影響を受けるのが、私たちの「血圧」です。
心がけたい血圧にやさしい毎日を送ること
血圧とは
血圧は、心臓から押し出された血液が血管の壁を押すチカラのこと。
心臓の筋肉を収縮させて血圧を送り出すときが、最も血圧値が高い上の血圧。
大動脈の弁を閉じて心臓を膨らませ、血圧をため込んでいるときが最も血圧値が低くなる下の血圧といいます。
血圧が上がる要因
血圧が上がる要因は、先ほども書きましたとおり、「寒さ」
寒くなると私たちの身体は体温を逃さないように血管が収縮し、血圧が上昇してしまいます。
他にも、
・遺伝的要因・・両親が高血圧の場合、約50%の確率で子供は高血圧になるといわれています
・生活習慣・・塩分の摂りすぎ、肥満、過度のストレス、アルコールの過剰摂取、喫煙、運動不足、など
高血圧が引き起こす怖い病気、動脈硬化
高血圧でもっとも問題なのは、動脈硬化。
動脈硬化とは、血管が弾力を失ったり、血管の内腔が狭くなる状態をいいます。
高血圧が続くと、血液の圧力に耐えるための動脈の血管壁が厚くなり、血液が流れる内腔が狭くなります。
また、血管が傷つくとコレステロールなどの脂質がたまりやすくなり、さらに内腔が狭くなるのです。
動脈硬化で血管が狭くなると、血圧はますます高くなり、悪循環におちいってしまいます。
その結果、さまざまな病気の併発にもつながります。
高血圧によって引き起こされる病気
脳・・脳の血管が詰まったり、破裂したりするために起こる(脳出血、くも膜下出血、脳梗塞、など)
心臓・・心臓への血流の流れが悪くなったり、詰まることで発症する(狭心症、心筋梗塞、心臓肥大症、など)
腎臓・・高血圧は腎臓機能の低下を招きます。腎臓機能が低下すると、さらに血圧を上昇させるという悪循環におちいることも
(腎硬化症、腎不全、など)
このように、怖い高血圧ですが、運動・食事・睡眠とならび、「住宅内の室温」が重要な役割を担っています。
血圧が高めに方にはぜひおすすめしたい。血管に優しいお住まいとは
私は、住環境の大切さを知ってから、一人でも多くの方に「住まいと健康」の強い結びつきについて知ってもらい、ご自身と大切なご家族様がいつまでも健康で元気に暮らしていただける家作りを行いたいと強く感じています。
血管にやさしいお住まいとは、ズバリ、
“冬でも室温が18度を下回らない、家中がムラなくあたたかなお住まい”です。
つまり、高性能な高気密・高断熱住宅です。
◎高気密・高断熱住宅について、詳しくはコチラ
冬の室内での寒さは、私たちの血管に負担をかけ、ヒートショックの発生リスクをも高めてしまいます。
◎ヒートショックとは? 詳しくはコチラ
ここで重要なのは、家の中をあたたかくすることはもちろん、家の中の温度差を少なくすること。
日本の住宅は、残念ながら断熱性能が低い家が多いです。
冬に、暖房であたためた部屋から廊下やトイレに行くとひやっと寒い!という経験をされた方も多いのではないでしょうか。
このひやっとした寒さが、家の中の温度差、そして、私たちの血管に負担をかける原因なのです。
従って、建物の断熱性を高め、冬でもあたたかい空間にすること。
それが血圧の変動を抑制し、血管にやさしいお住まいとなるのです。
◎今寒い家を断熱リフォームしてあたたかくすることも可能です 詳しくはコチラ
まとめ
日本は、今少子高齢化が加速的に進んでおり、それに伴う介護費・医療費も増加しています。
従って、元気で長生きし、自宅で家族と一緒に快適に過ごすことが、介護費や医療費の削減の観点からも非常に大切なことです。
大切なご家族様が病気になることは、非常につらいことです。
加えて、介護や治療など、身体的にも経済的にも大変なこと。
特に、部屋の温熱環境(室温)が、私たちの健康に密接な関係があることがわかっていますが、この事実はまだまだ浸透していないのも事実です。
諸外国では、住居と健康の関係に早い段階で着目し、健康に悪影響を及ぼす性能の低い住宅の改修を行うように促すなど、取り組みがなされています。
建物の断熱性能を高め、冬でもあたたかい住空間にすることで、血圧の変動が抑制される研究結果も出ています。
お住まいと、そこに住む方の健康に大きな関係があることが、もっとたくさんの方に知っていただけるよう、そして、健康でずっと暮らせる高性能な住宅をこれからも建てていきたいと思います。
急な寒さに、そんなことを強く感じました。
しかし、
春が待ち遠しいですね。
では、本日は以上です!
◎冬でもぽっかぽかで過ごせる家作り。
自然素材をいかし、安心・安全な家を建てます。
また、今寒い家をあたたかくする断熱リフォームも得意。
株式会社中川忠工務店
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