健康の基本は、適正な家作りから
寒い日々が続いてますね。
こんにちは!日本中の住まいから寒さの悩みをなくす、枚方市にある中川忠工務店、窓の伝道師、中川義仁です。
家の中の寒さは窓の断熱性能が低いことが原因がほとんど。
先日、部屋が寒くて困っている、とご相談いただき、窓を断熱性能の高い高性能なものに替えるご提案をさせていただきました。
お客様にご了承をいただき、窓の交換前と後で、お部屋のあたたかさを比べてお伝えしたいと思います。
そして、昭和30年代に建てられたお家の大規模リフォームをさせていただくことになりました。
中川忠工務店があります、地元、長尾は昔ながらのお家も多いです。
ご先祖様から受け継いだ住まいを大事にしたい、という想いをお持ちの方も多く、そういった場合は、建て替えではなくリフォームを選ばれます。
築20年以上経ったお家のリフォームで、私がぜひオススメしたいことが、「断熱リフォーム」です。
なぜなら、築年数が相当年数以上経っている家は、断熱材の施工が甘い場合が多く、またひどい場合は無断熱、つまり断熱材が入っていないことが多いからです。
断熱材が入っていない、ということは、
真冬、外でダウンコートを着ずに、半袖で過ごしているようなものです。
寒い冬にそんな薄着でいたら、いくら暖房であたためても体があたたまるわけはありません。
外の冷たい空気から身を守り、かつ自分の体温を守ってくれるダウンコートのような役割をしてくれるもの、それが断熱材です。
家の寒さが、私たちの健康すら及ぼすという事実が問題になっている現在。
私は、リフォームするなら、ぜひこの断熱リフォームを合わせて行っていただきたいとご提案させていただいております。
断熱リフォームは、私たちの健康と家の健康の両方を守る、大切な役割を果たしてくれます。
※断熱リフォームについては詳しくはコチラ
※実家が寒い!実家に住む親御さんのために、実家をあたたかくしたい。そんなご要望をお持ちの方にはコチラ
そして、今回大規模リフォームをさせていただきますお客様宅。
改装するにあたり、現在の様子をチェックするとともに、今の家のあたたかさも調査してきました。
それがこちらです。
浴室
赤外線サーモカメラを使って、温度を調査しました。
青が最も冷たくて、黄色があたたかい部分です。左端の黄色は人です。
ものすごく冷えた浴室。これでは、入浴中のヒートショック事故が心配です。
※ヒートショックとは?こちら
台所
特筆すべきは、後ろ側の窓部分です。
窓は最も熱損失が高い、つまり、外の冷たい空気が部屋の中に入り、中のあたたかい空気が外へ逃げていく場所。
断熱性能低い窓が、部屋を寒くする原因を作っています。
キッチン横の勝手口も、外気の影響を受けやすくかなり温度が下がっています。
ドアも高断熱のドアがあり、断熱性能を上げることが可能です。
廊下
暖房のついた部屋から一歩でると、そこは寒い寒い廊下。なんと、3.3℃。
この暖かい部屋から寒い廊下などへ移動するときに感じる寒暖の差が、身体に大きな負担をかけます。
トイレ
トイレも暖房がついていないことが多く、冬はとても寒くなりがちで危険な場所。
夜中に目が覚めてトイレに行き、ヒートショック事故を起こす危険性も。
このように、断熱性が低いと家はかなり寒く、寒さに震えながら毎日を過ごさなければなりません。
リフォームをお考えの方は、ぜひこの断熱リフォームを考えてみて下さい。
もちろん、家全体を断熱リフォームすることは費用的に難しい場合は、部分部分で断熱リフォームすることも可能です。
また、これから家を建てるご計画をされておられます方は、ぜひ、家の高気密・高断熱な家作りをされることをオススメします。
ということで、本日は以上です!
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