将来かかる家にまつわる費用をトータルして資金計画を行うこと
こんにちは!女性の綺麗と健康を応援する、衣・食・住のトータルアドバイザー、枚方市にある中川忠工務店のスタッフ、緒方ゆうこです。
8月に入りました。
暑い日が続いていますが、皆様夏を楽しんでおられますか?
さて、今日は家づくりにまつわるお金のお話。
これから家を建てたい!
と思われたら、まず一番初めにしっかりとしておかないといけないこと。
それは
「資金計画」です。
家を建てる上で非常に重要な「資金計画」
一生涯で最も高い買い物といわれる「家」
そして、住宅ローンを組んで何十年と支払っていくものですから、
入念な計画が必要になります。
現在の収入、将来のライフスタイル、ライフステージの変化、お子様の誕生や進学等など。
考慮すべきところはたくさんあります。
そこで、私が思う、
家づくりにおける資金計画の大切なポイントを2つご紹介します。
1、建築費用に加え、将来かかる家のメンテナンス費用も考慮すること
家は建てたら終わり、ではなく、
そこから家とご家族様との長いお付き合いが始まります。
どんなものだっていつかは故障することもあり、
定期的にメンテナンスも必要になってきます。
家も然り。
これから建てようとする家が、将来どのくらいのメンテンナンス費がかかるのかを、
家を建てる前から知っておくべきだと私たちは考えています。
・
家が建ってからおおよそ10年ほど経過してくると、何かしらの不具合が出てくるといわれています。
多いのが設備関係。
・エアコン
・ウォシュレット
・家電製品
・エコキュート
・給湯器
などなど。
そして、何を使うかによって時期は変わりますが、
外壁や屋根のメンテナンス、修繕等も考える時期に入ってきます。
また、15年~20年ほど経ってくると、水廻り設備を見直す時期にも入ってきます。
そこで、思わぬ費用がかかって困ってしまうことのないように、
たとえば、将来30年その家に住むとして、どのくらいの費用が、大体どのくらいの時期にかかってくるのかを
考慮しておくことは非常に重要です。
また、将来のメンテンナンス・修繕に備えて、
メンテナンスや修繕を行いやすい家にしておくことも大切です。
補修しにくい造りにしてしまうと、後でとっても大変なことになってしまいます。
まとめると↓
◎メンテナンスや補修が将来必要なところは、メンテナンスや修繕がしやすいように予め配慮しておくこと。
◎その建材を使ったら、将来のメンテナンス費用はどのくらいかかるのか?も考慮して選ぶこと。
◎将来のメンテナンス費用をきちんと把握しておくこと
2、家の性能と月々の光熱費の変化に注目する
私たちが家づくりで非常に重要だと考えている家の性能。
高断熱で高気密、高耐久な家。
でも、なかなかその良さを文章でお伝えするのって難しいです。
「快適で過ごしやすい」といわれても、なかなかピンっとこないかもしれません。
しかし、
建築費と光熱費って、とても面白い関係があるんです。
・
高断熱、高気密で高性能な家づくりにすると月々の光熱費の負担がぐっと減ります。
これは、家を高断熱化、高気密化することによって、家が外気温の影響を受けにくくなり、
非常に冷暖房効率が良くなるからです。
つまり、少しの冷暖房能力で、家が冬はあたたかく、夏は涼しくなるため、光熱費が少なくてすむようになります。
高断熱・高気密の住宅にするために重要なポイントは、
・適所への高性能な断熱材の適切な施工。
・窓の高性能化。
・気密シートや気密テープを使って家の気密性を上げること。
当然、これらの施工をしっかりと行う分だけ、建築費用は上がります。
また、高断熱・高気密も、どのくらいのレベルの断熱性・気密性を選ぶのかによって建築コストが変わってきます。
そこで、私たちがオススメしているのが、
断熱レベルを選ぶことによる建築費用の差と、その断熱レベルで将来支払わなければならない光熱費の差額の変化を試算することです。
・
たとえば。
断熱のレベルを変えることによって、
たとえば建築費用の差額が100万円として。
将来払うであろう光熱費に月々1万円の差が出るとします。
※月によって光熱費の支出は大きく変わりますので、あくまでも仮に。
1年で12万円、
10年で120万円、
30年住むと、360万円の差が出ます。
建築費の差額100万円を大きく超えることになります。
光熱費はあくまでも電力会社に払う費用。
その費用をご自身の家の建築費用にかけることで、
もっと快適で住みやすい高断熱・高気密で、高耐久な家を建てることが可能になる、というわけです。
その試算を、中川忠工務店では、特殊なソフトを使って、
より正確に計算していきます。
光熱費シュミレーションは、毎月の支払う費用ですから、ぜひ家づくりの際にしておいてほしいなあと思います。
窓の断熱仕様をどのくらい変えたら月々の光熱費にどんな変化が出る?
断熱材の厚みを変えると、どれだけ光熱費が変わる?
そういったところを知ることができます。
このソフトは、導入させていただいてから、大変ご好評をいただいていて、
試算している私も、その変化が興味深くとても面白いです。
どの建材を選ぶかによって変わる将来の諸費用。
それを参考にすることも、家づくりの選択肢の一つになります。
最後に
私たちが思うことは、
せっかく建てる家ですから、
将来その家で困ることが出来る限りないように、
末長く楽しく快適に暮らせる家であってほしいと思います。
そのお手伝いができるように、私たちもできるだけわかりやすいご提案をしていきたいと思っています。
ということで、本日は以上です!
◎夏でも涼しく過ごせる家作り。もう熱帯夜に悩まされない心地よい寝室作り。
自然素材をいかした安心・安全な家を建てます。
今暑い・寒い家をあたたかくする断熱リフォームも得意。
株式会社中川忠工務店
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